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上手な音声さんとヘタな音声さん


外の現場を離れてからしばらく経ちますが久々の更新です。

人が現場で録ってきた音を編集するというMAのお仕事に戻ってからしばらく経ちますが

この仕事をしていると顕著に
上手い音声さんと下手くそな音声さんが見えてくるんですね

ゲインを上げ下げせずポケーとしながら仕事してる音声さんの音

ピンマイクとガンマイクのMIXを一生懸命にやっている音声さんの音

だいたい音を聞いて解りますし波形を見ても面白いくらい視覚的にわかるんですね。

オススメの音声さんいませんか?って聞かれた時にオススメできる音声さんを人に教えてあげることも最近出来るようになりました(笑)

ここでいうオススメ音声さんはMAをしていても整音に時間がかからない技術を持った音声さんのことです。
それでは早速上手な音声さんの波形を見てみましょう。
上手な音声さんのMIX波形です↓↓
上手な音声さんのMIX
これはピンマイク2波とガンマイクのMIX波形になります。

未処理ですが粒が揃っております。整音するのに時間がかかりませんし、最終的な音質も申し分ありません。

ピンがメインでオンの時はガンを下げガンがメインの時は中指と薬指で少しだけ2つのピンのゲインを下げて
当たりを見つけて徐々に動きを少なくしてゆくテクニカルな音声さんの波形です。
音が好きでやってらっしゃる方が多いですね。

さて次を見てみましょう。 下手くそな音声さんのMIX波形です
兄貴no

これも静かな場所で撮られた音声でピンマイク1波とガンマイクのMIX波形です

波が大きい部分がピンマイクで小さい部分がガンマイクの音です

典型的なレベルの取れない下手くそな音声さんの音です。

ブームを両手で持ってミキサーをイジらずにお仕事をしている様が目に浮かびます。

現場を後ろから見ていても完全にガンマイクが突っ込めていない状況。音はもちろんオフ気味。

MAではガンマイクの音を大きくする必要が出てくるのですが、もちろんアンビエンスノイズも大きくなります。ピンの音とガンの音が顕著に変わってきます。

ちなみにこれはドラマとか映画のセリフではなくインタビュー素材です。ダイナミックレンジが大事な素材ではありません。
そして

波形を見て分かる通りピンマイクにリミッターを強めにかけてゲインを一切いじっていないのが解ります。前の上手な音声さんの波形と見比べてみてください。

つぎは面白い例です。お年を召した音声さんに多い例です。
年寄り

素材を取り込んだ時に波形が見えなくて冷汗をかくパターン(笑)

ワイヤレスマイク1波の音ですがレベルがメチャクチャ小さい。これはソフトで何dbか上げた状態です。

十中八九お年寄りの音声さんはこんな感じの方が多いです。

あと、ヘッドホンの音を大音量でモニタリングしている音声さんもこの傾向にあります。

なんといいますか昔の人はVUに慣れ親しんでいるのでカメラの液晶に表示されるパンパン動きまくるピークメーターに馴染めないのか歪むのを極端に恐れる傾向にあります。決まってお年寄りです。

昔のカメラマンが極端に白飛びを嫌うのに似ている気が。

『俺は針振らせない方だから後で上げといて』って収録前に言う年配音声さんを2人ほど経験いたしましたが。
振らせない方って。。。後で上げといてって、、、意味わからん。
ものすごく他人頼りで腹立たしくもあります。

上げればアンビエンスノイズはもちろんミキサーのS/Nだって持ち上がる。もちろん良い音ではありません。

しかしMAでEQでだのコンプだのでいろいろエディットしたのがOAでされるとしっかり録れてるじゃん俺の音!って
勘違い起こしますよね。これが現状です。

現状先立って紹介させてもらった上手な音声さんって正直少ないです。
そして現状たった1人の音声のレベルもロクに取れない人のほうが多いです。

パラ録りでもないのに全チャンネル上げっぱなしノータッチの音声さんとか普通にいます。
1人しか喋ってないのに全部のマイクで拾った音になっていたり。。。
CMでは絶対に許されないですね。てかどこでも許しちゃいけませんよ!

テレビだとこれでもOKのレベルになってしまうのがテレビが見下される要員の一つでしょうか。

次回もお楽しみに!
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tag : MAミキサー 音声 ロケ 撮影 マイク 音声さん 録音 MKH416 MAエンジニア

子供の頃の考え パート3

パート2を読んでいない方はこちら

そしてもう一人の碌でなしが現役カメラマンのK氏
どうしようもなく小心者で生物的に弱そうな人間だけに非常に強くでる人間だ。
わかりやすくいうと喧嘩に弱そうなやつには非常にかつ無意味に強気なわけだ。
初対面のディレクターと待ち合わせの場所に行くまで緊張しまくって無口、しかし相手が女性であったりだとか弱そうな男性だったりすると途端に横柄になる。逆に強面なディレクターだったりするとロケ車で現場で向かう中でも緊張しまくって現場までまだ100キロ以上もあるのに膝の上にカメラを置いて何時でも回せるようにスタンバイし続ける。
ロケスケジュールには機材スタンバイの時間が確保されているにもかかわらず

K氏 「音声さん何時でもシュート出来る様にテープに1K入れておいてください」

私 「え?今ですか?」

ディレクター 「え~と、慌てなくても現場に着いてからで良いですよ。機材スタンバイの時間取ってありますから」

K氏 「いや、スグに回せるようにしておきたいんで」

何故K氏がスグに回せるようにしたいかは簡単な理由があって
単に報道カメラマンだからだ。
何時何があってもスグに逃さすに撮れるようにしておかないと落ち着かないのである。 
それはそれで構わない。が度がいきすぎるとディレクターもイライラするわけである。
今回は報道ではなく制作物だからだ。
現場に到着してディレクターは先方と台本の打ち合わせしたいのに

「もう何時でもいけますよ!まだ回さなくて良いですか?良いですか?」


と執拗にディレクターに聞きまくるK氏

ディレクター
「いやまだいいですから。いいから打ち合わせさせてもらえますか?」

と言われしょげてしまう。とにかく現場で始終焦りまくり他人のミスを誘発させるカメラマンで有名なわけだ。
例えば報道は音声さんが付かない現場が多いのでカメラの音声設定をカメラマイクにしたままにするわけだが、
そんな報道カメラマンがたまにの音声さんの付く制作のお仕事をするとカメラ側の設定をLINE入力(REAR)に切り替えて音声さんが1Kチェックをしているにもかかわらず習慣なのか勝手にフロントマイクに切り替えるのである。
気付けばカメラマイクの音しか入っていなくて事故になるというのがこのK氏に限っては勃発するのが音声界では有名な話で、先方から音声のクレームが来ると「あ~次回から違う音声さん連れて行きます」と完全に音声さんの責任にする。
K氏の時だけは事あるごとにカメラの設定がいじられていないかチェックする必要のある面倒なカメラマンなのである。
※報道カメラマンが全員がそう言う習慣を持っているわけではない。が勝手にイジらなければならない場面が多々あるので音声さんに無断で勝手にイジる習性があることは否めない。


カメラ側で1Kを合わせる
↑ 音声さんは必ず1KHzを合わせます。これを勝手にいじるカメラマンK

音声さんの聖域

↑ このエリアは音声さんの聖域である。にもかかわらずいじられる事がある。

報道カメラマンとお仕事をする際に注意する点がもう1つ
彼らはスグにフロントマイクに切り替える習慣があるからREARからFRONTに勝手に切り替えられている時がある。
(REARは後ろに接続する音声さんのケーブル FRONTはカメラ前方にに付いているマイク)
切り替えた場合、カメラマンは音声さんに切り替えた旨を伝えなければならないのだが
それを怠ると音声さんはREARになっていると思いそのままロケが進んでいくことになる
もちろん事故になる。音声さんは頻繁にカメラの設定をいじられていないか確認する必要があります。
とはいってもそういった馬鹿なことをするカメラマンはおのずと決まってくる。1度そういったことをすると
あっという間に注意カメラマンとして名前が音声さんネットワークに挙がる


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音声さんが嬉しい事と悲しい事

音声さんが嬉しいこと

● ピンマイクを付ける演者さんが慣れていて自分で良い場所に付けてくれた時

● ピンマイクを付ける演者さんが巨乳だったとき

● ワイヤレスマイクを数波使用しているときに他の電波と混線せずに事なきを得たとき。

● ガンマイクを突っ込む位置を考えて画を作ってくれるカメラマンと仕事したとき

● 別のクルーと現場がガチあったとき相手の音声さんと周波数が被らなかったとき。

● ガンマイクで録った音なのにワイヤレス仕込んだの?凄いオンで録れてるねえと言われたとき。

● マイクを衣装に仕込んだときに衣擦れがほとんど見られないとき

● 車が通って音NGの時、演者さんの方からストップしてくれるとき

● 音のために第三者が空調を止めてくれた時



音声さんが悲しいこと

● 周りの環境ノイズがうるさくてそれでも一生懸命録っていて
ディレクターに「ちょっと音が厳しいかな~」というと
「ああ、ここナレーションベースだから音声いらないや」って言われたとき

● カメラマンに勝手にカメラ側の音声設定をLINEからカメラマイクに切り替えられていて今まで取った音が全く入っていなかったとき

● 演者が癖でマイクをイジリながらしゃべり始めるので
「すみません、マイク触ってます」というと ディレクターに
「今折角良いこと言っていたのに!」って叱られたとき

● 重たい音声機材を担いできたのに現場では全く音が必要の無い内容だったとき

● プロダクションによっては古いエネループを使用しているところがあって
ロケ始まってそうそうにワイヤレスマイクの電源が落ちて白い目で見られたとき

● マイクの風防が取れてなくなっている状態で演者さんからマイクを返してもらった時

● ディレクターの携帯が鳴ってNGテイクなのに
「今の大丈夫だよな?」って言われて「すみませんNGです」と言わなければならない時(何で俺が謝るんだよ!)

● 意外とカメラマイクの方が良い音だったりするんだよねって言われた時

● 遠方でのロケでカメラマンが運転変わってくれない時

本当に悲しいこと

●不況が止まらぬ昨今、制作費から音声費まで削られワイヤレスマイク受信機をカメラに直繋ぎしてカメラマンが全部やっちゃうロケが増えたこと。

●2波以上使う現場でしか音声さんが呼ばれなくなるのが増えた現状

●マイク直繋ぎでも結構良い音で録れちゃうと言う現実。

●嬉しい事よりも悲しいことの方が多い事。。

音声さんのお仕事が減りつつあります。日本の音声さんを救うためにはどうしたら良い物か。。。。






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音声さんは職人ではない

音声さんは職人ではない (と言いますか技術全般なんですが)

このシリーズはあるあるネタでなかなか同業者に好評で、

とくに制作の方から共感を得ているようです

偉そうにしている音声さんやカメラマンってまだまだいるようです。

逆に自分に当てはまる部分があった音声さんなどは文句を言ってきたりします。

「Blogの意味がわからない」とか「職人として恥ずかしく思う」等です

まず楽しく読めないなら読まなきゃ良い 

同業者向けに書いているわけではない。

そして音声さんは職人ではありません。ふつうの職業です。

昔に比べると相当サラリーマン化しています。

職人づらしてる技術の人って今はもう少ないですが

まだまだ残党っているんですよね 未だに、、、


先日も音楽ホールでロケクルーが何組か集まる現場があったのですが

一人だけ座席に大きく脚を組んで座っているカメラマンが居ました

皆さんそのカメラマンの脚をいちいち避けて通っていました

それをわかっていて脚を組むのを止めないわけです

それこそ職人ずらって感じでオラオラな態度です。

色黒で体も大きくて強そうです

彼に同伴のディレクターは気弱そうでそれを注意できそうもありません。

別クルーの制作の人間がコソッと言いました


「技術の人間ってさ、痛い人間多いよね」

そして小耳に挟んで一番ショックだったのが

「技術はドカチンのようなものだから柄が悪くても仕方が無い」

同業者としてがっかりする瞬間です。

撮影クルーというのを特別な職種だからと思い「俺は職人だ!」という態度がそうさせるんでしょうか

特別なことが出来るからという理由で人よりも偉そうにして良いわけではありません。




私はあまりにも皆さんがそのカメラマンの脚をまたいでるのを見かねて

「 脚が邪魔になってますよ? 」とそのカメラマンに言いました

案の定 ふてぶてしく「はぁ?」とか言ってくるので

「 あほかお前 」と彼の組んだ脚を軽く蹴ってほぐしてやりました


でもその瞬間思いました「あ~俺も同類なんだなー」って

アホを相手にすると結局自分も同レベルな対応をしてしまうんだなと痛感しました。

一昔前の技術の人間にはこう言った人間が多かったのですが(世代的に今の5~60代の方)

それをそのまま受け継いだような30代後半から40代の技術の人間がいたりするんです

もうそういう時代ではない

技術は職人ではありません。機材が安価で手に入る昨今珍しい職種でもありません。

昔の職人気質を自分と同年代の人間が受け継いでいるのを見ると

過剰に反応して制裁してやりたくなってしまいます。

でもその考えが既に肉体労働者的発想なんだろうなと思ったりもします。

どの職種でも同じかとは思いますが同業者とは思われたくないなあという行動を見ると

我慢が出来なくなるのもまた同業者の性のような気もします。


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こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い Part2

さてまだまだ続きますよー!前回を読んでいない方はこちら

スタジオで使った高価なAKGやベイヤー等のコンデンサーマイクの話をすると
『最近そういうマイク使う仕事ないんだよな~』という音声さん
いやいや最近も何も音声さんが使うマイクはそんな良いマイクじゃないですから!
間違ってもスタジオで使うようなマイクなんて触ったこともないのにそういう言い方をする
音声さんは無視してイイですから。

10万円のコンデンサーマイクの音が素晴らしいと話していると
『ワイヤレスマイクはもっと高いからね、送受信機合わせて60万以上するんだよ』
とかいう音声さん。いやいやワイヤレスマイクが高いのは小型化しているからで
マイクよりも送受信機にコストがかかっているわけで音質的に大きなダイヤフラムを持つ
マイクに勝てるわけもないのに値段で音質の善し悪しを決めている音声さん。無視してイイです。

技術さんにしてはやけにオシャレをして
『俺は君たちとは違うんだ』オーラを出している音声さん並びにカメラマン。
無視してOKです。同じ場所にいる時点で同類ですから!

それ幾らしたの?って聞くとまず原価を言う音声さん
無視してOKです。


現場で一生懸命(プロテック製などの)フィールドミキサーに付いているEQをイジリ倒している音声さん。
音声さんは基本EQ処理の知識がありません。だから設定を見ると音が籠もっているから
高音を上げるとかいうプラスEQばかりで声質が全く変わっている時がある。
おいおい音響ミキサーじゃないんだから。
ライン入力で音楽を録るときもありますが既存の音楽はイジル必要ありませんから
音声さんの管轄はローカットだけで良いかと思われます。てか現場でイジらないでくれ。。。

ローカットで思い出しましたが、ヘッドホンのCD900STを使用している音声さんは
やたらとローカットするという傾向が見られます。
CD900

CD900はもともとスタジオユースに開発されたヘッドホンでミュージシャンなどが御用達な名作ヘッドホンで高域から低域までの広い音域をくっきりと再現してくれるので、ロケで使用するとやたらと余分な音や風の音が低音で目立って聞こえてしまい目一杯ローカットしてしまうという結果になるようです。
最強ローカットの音声をスタジオで聞くとペラペラの音質で聞いてられなくなります。
スタジオ向け音楽用のヘッドホンをテレビ番組ロケで使用すること自体が間違っているわけです。
余分な音ばかりが気になり『すみませんもう一回』が多くなってしまう一品で有名。
そりゃそうだ余分な音がないスタジオ向けに作られているのに野外で使うこと自体が凄いのだ。

人の声を録るというお仕事に適した音で聴けるヘッドホンはやはりエレガかなと個人的には思っています。
ずっとはめていると痛くて耳が疲れますが、、、人の声に特化されていますから。
ベテランで真新しいCD900STを使っている音声さんがいたら勘違い音声さんだと思ってください。
無視してOKです。『皆が使っているから使っているだけだろ?』
っとコソッと耳元で言ってやりましょう。あ、私も使ってた(爆)一度使うと止められん!

おっと、まじめな内容になってしまった。
『こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い』
続けます

ソニーのヘッドホンMDR7506を使っている音声さん。無視してOKです。
7506

私の周りにも7506使用者が数人居ますがその9割が人間的に腐った人が多いです
(不思議だなぁ)

ケーブルのオスメスが逆で困っている音声さんに
オスメス

持ち合わせの変換コネクターを出して『これ貸しましょうか?』と言うと、本人は焦っている真っ最中なので礼も言わずに人の手から殴り取って事なきを得て、ロケが終わった後礼も言わずに借りた物を現場に置いていく音声さん。(お前さ、この変換コネクターなかったら今日一日どうしてたんだ?)

シグマの古いミキサーEFP-402Lの音が今の新型よりも良いとか言う石頭音声さん。
古い4chミキサー

機材は古いよりも新型が良いに決まっています。
金属のパーツがプラスチックになったのも軽量化するためで基盤も新しくなり
バッテリーの持ちも格段に良くなっているのに
『やっぱり402が一番良いよ音質も』とかいう音声さん。無視して良いです。
でそんな音声さんのヘッドホンは7502だったりするんです。(回し蹴りして良いです)
そして内蔵のEQをせかせか動かしていたりするので制作の方はそれを目撃したら
『知識もないのにEQいじらないでもらえますか?MAの人間がやりますから』とシレッと言ってやりましょう。

たまに音声さんが2人必要なときにこういった方々と一緒に仕事をする時がありますが
本当にウンザリしますから。CDよりもレコードの方が質感があって良いんだ!っていう人って居るじゃ無いですか。古いのを愛する気持ちはわかりますが1人の時にやってくれ!402は重すぎて機動性も悪いしバッテリーもアメ車並みに燃費が悪い。

年配音声さんからの助言で
『お前も俺たちくらいの年代になる前に自分の名前をブランドにしておかないと食いっぱぐれるからな』
え?ブランド?私貴方の名前今まで他で聞いたことありませんが?
無視して良しです。

決まりなお話で『俺たちの若かった時代はカメラはもっと重くて~』とか
『昔はもっとカメラマンは怖かったんだ』とかいう話をし始める年配技術さんは跳び蹴りしてイイですから。
戦時中は~ってのと一緒ですから。
そんなん知るか!と一括後跳び蹴り&回し蹴りでKOして良しです。
年配層なのですぐにKOできるでしょう。

次回も引き続き『こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い Part3』です
お楽しみに!

自然系効果音特集
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こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い Part1

カメラマンが動くとカメラとミキサーが繋がっているケーブルがピーン!と張ってカメラマンの足を引っ張る。
大概の理由が音声さんがボーっとしている、もしくは動きの鈍い理由でそうなるわけですが
カメラマンがケーブルのことを考えずにやたらと自由に動き回る事でなる場合も多いので
音声さんが一方的に悪いと言い切れませんが大概はカメラマンの動きについて行けなくて
鈍くさい音声さんに見受けられる定番のシーンである。

さてどんどん行きたいと思います。
基本的には初心者音声さんにありがちなパターン集になりますが
実際これを未だに勃発する年配大御所音声さんがいます。

こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い編スタート!

● ロケに出る前に機材チェックをせずに本番が始まると『あれ?音が来ない!あれあれれ??』と焦り始める
(まず会社出る前に音声チェックしろよ…)

● 機材やケーブル断線をチェックしてなかった自分が悪いのに技術会社の機材のせいにする
(カメラマンにもいますが)

● 音声さんであるのにもかかわらず音響全般に詳しいと思っている勘違い音声さん。
(人の声を拾うのが専門でしょうに…)

● いつからこの業界で働いているんですか?と質問すると

『え~っと専門学校で2年でぇ、最初の技術会社が4年で~』
(おいおい専門学校はキャリアに入らねーよ、、、、)

● ワイヤレスマイクの電源が入っていないのに『あれ?音が来ない!』と焦る音声さん

● あれ?音が来ない!あれれ ヘッドホンのボリュームが0になっている。

(おいおい…)

● 本番が始まってから受信機の電源が入っていないことに気付く音声さん。


● カメラを振ると逃げ遅れてフレームに入る率の多い音声さん。

● テープやカメラバッテリーを一切持たない
(おいおいTVクルーだろうにドラマや映画じゃ無いんだから)

● 録っている音のレベルがやたら小さいから『少し小さくないですか?』と言うと
後(MA)で上げれば良いんですよ。と言う音声さん。
(後で上げるとBGノイズも上がるからある程度はレベル稼いでくれ、、、)
『上げるとミキサーのSNが、、、、』とかいう音声さんはさらに面倒くさいから言うことを聞く必要なし。

● 本番前に演者に付けたマイクの電源を自分で入れておきながらそれをすっかり忘れて本番寸前に『あ!電源入れなきゃ!』と演者さんに付けたマイクの電源を手探りで入れて実は電源切っちゃってて
受信機見て『あれ?音が来てない!』と焦る音声さん。

(おいおい歳を取ると皆そうなるのか?そうは思えないんですけど?)

● やたらとSN比がどうのっていう音声さん。
(レコーディングじゃ無いんだからさぁ)

● オンエアを見て『現場で取れてないと思っていた音って意外と録れてるんだよねー』という音声さん。

(MAの人間がコンプかけてEQ処理したりして聞こえやすくしてますから↓)

さてまだまだ続きますよー!!
第二部をお楽しみに!

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こんな音声さんの言うことは聞かなくても良い編 イントロ

カメラマンと音声さん、どちらがまともな人が多いかというと
残念なことにカメラマンの方に軍配が上がるのである。実際普通に家庭を持っている割合が
カメラマンの方が圧倒的に多いのである。それに反すること音声さんは変態的な趣味、
マニアック、オタク系が多くそれに比例するように独身率が非常に高いのである。
悲しいことに一般家庭を持てない駄目人間系が結構な割合でいたりするのである。
駄目人間でも割と融通の利く立ち位置として気が付いたらカメラアシスタント兼音声さんになっていた
というパターンだ。カメラマンはカメラがやりたくてカメラマンになったパターンが殆どだが、
それに比べて音声さんはそうでもない。何の目標も無くカメラマンのアシストに努め
簡単な音声収録で済む現場でブームを振っていたりする。
ただしこのたまたま音声さんになった方は明らかにスキルが無い。
ワイヤレスが3波以上になると途端に要領が悪くなりミスを連発し始める。
普段やっている簡易的なロケには常にシグマの3chミキサーを使用しているが故に
イレギュラーで出演者の多い現場に放り込むと使い慣れない4chミキサーにてんてこ舞いになるのである。
何処に1kHzのトグルがあるのか、リミッターのスレッショルドの設定、
ファンタムの切り替えが何処にあったかもわからず現場で汗を掻く。
3人のワイヤレスをミキシングしながら残りのチャンネルでガンを振る。
しかしここまではどんなダメ人間音声さんでも何年かやっていれば適度にできるようになる、
しかし出演者が7~8人に増えるとたまたま音声さんになってしまった方だと
もうチャンネルプランが立てれなくてお手上げになるわけである。
その点好きで音声さんになった方だと柔軟にこなします。
好きでカメラマン・音声になった人と嫌々偶々カメラマン・音声になった人、向上心が全く違います。
向上心があると技術的にミスをすると二度とそのミスは犯さないように反省し次に生かします。
仕事で使わないスキルも普段から研究するのでいざという時に助けられたりもします。
しかし音が特別好きでも無い人が音声をすると腹が立つくらい下らないミスを連発します。
同業者とは思いたくない瞬間です。

あと技術さんにはプロダクションに属するサラリーマン型と、技術を磨いて退社し一匹狼のフリーランス型とに分かれます。ここでも技術に差が出てきます。サラリーマン型は黙っていても給料が入ってきます。
フリーランスはミスをするとお仕事が来なくなったりします。
普段のお仕事で受けるプレッシャーが全く違います。
スキルレベルを左から低い順に表すと大体こんな感じになります。
TV局直属の技術さん<外注プロダクションの技術さん=フリーランスの技術さん
おおよそこんな感じです。とは言いましても必ずしもこうとは限りません
中にはフリーでも馬鹿みたいな奴もいますし、局直属でも上手い方はいます。
平均を取るとこんな感じであると参考程度と思ってください。
局直属は毎日普段から同じお仕事をしてお仕事の種類が偏ってきます、
すると同じスキルだけで頭打ちになり応用が利かない技術さんになります。
付け加えること局直属ということも有り機材に恵まれていたりします。
故障したらすぐに修理に出せますし新しい機材を購入したりします。
比べること外注のプロダクションの技術さんは会社自体が局ほどの余裕はありませんから機材が調子悪くてもそのまま使ったり、自分で直しながらごまかしつつ日々のお仕事をこなします。ここで何処に差が出てくるかと言いますと、例えば機材が調子が悪くなるとその症状で何処が悪いのかがわかります。
ノイズの音を聞くだけで断線間近の音なのか混線による音なのかがわかります。
で、どうにか持ちこたえる案を出し現場で解決しようとします。そこで恵まれた条件下でしかお仕事をしたことの無い技術さんはすぐに修理に出さなければという考えが一番に思い浮かぶわけです。
外注プロダクションがどうにか延命しながらだましだまし使っている機材をみて局直属の技術の人間は『こんな昔の機材使い方忘れたわ~なつかし~』といってスキル不足をごまかします。

黙っていても給料が入ってくる局直属の技術さん、
愛想が無いと局から仕事がもらえない外注プロダクションとフリーランス
人当たりの良さを比較するとこれは歴然、陰気で感じ悪い技術さんがいる確率は圧倒的に局直属の技術さんだ。
テレビ局が潰れない限り会社は安泰なわけだ。そして外注に仕事を振ってやっているという立場上
愛想が良い必要が無いゆえの結果だろうか。ホント感じの悪い人が多く見受けられます。

とにもかくにも次回は直属だろうと外注だろうとフリーランスだろうとカメラマンに比べて駄目人間率の高い音声さんにフューチャーしたいと思います。
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忘れられないMAスタジオ時代(3)最終章

さて
連日のように会社に泊まり込み音響機材を勉強したわけですが
スグに悪口や評判が広がる会社だったので私が連日会社に泊まり込んで頑張っている話も間もなく社内に広まった。しかし良い様に解釈はしてくれなかった、連日泊まり込んで毎日同じ服で朝は死にそうな顔で仕事をしている。もう駄目じゃんアイツ。。

またも社長に呼ばれる
『お前は体力的に向いていないのでは?そんな顔では代理店の方に失礼だ』
ま~よくも表面ばかり見てこれほど頑張っている人間を評価してくれない会社も珍しい。
嫌な先輩の1人にこう言われた事もあった
『結婚したり遊びに行ったり人並みな生活がしたかったらこの仕事辞めた方が良いぜ?』
とてもじゃないが頑張っている人間にかける言葉ではない。
しかし当時、何も知らなかった私は本当にそうだと思った。

しかし、しかしだ
それはその会社しか知らないからそういう結論しか頭にないのである。
私は何を言われようが無視して自分だけのために頑張った。
連日連夜機材の説明書を片手に使い方を学んだ。
先輩がスタジオから居なくなった後にイジれる機材。
静まり返った深夜のスタジオは昼間の慌ただしさのかけらもなく、独特の雰囲気だ。

すると一部の人間はしっかり評価してくれて色々な仕事を任かせてくれる様になった。
ヘマもやったが新人の中では一番出来ると誰かが言ってくれた。その言葉を待っていた。
周りの評判が少し良くなったところで、いよいよ私が社長に話がありますと打ち合わせ室に呼んだ。

社長は言った『最近頑張ってるそうだな!その息で頑張れ!』
ようやくこの時が来たのだ!私は言葉を用意していたかの様に言った
『頑張っている人間を評価してくれない会社にはいれません。いい年して見習いをこれ以上続けろと?
そんな事あり得ないでしょう。年下の同期に対しても十分恥をさらしましたし、私もいい年なのだから
何時までも研修生と書いたバッジなんかしていられないので流石に他の職場を探さないと。
私のことを評価してくれている方に誘われているスタジオがあります。
以前ここで、あいつは社交性がないからこの職場に向いていないと言われた事がありますが、私を誘ってくれているスタジオの方は私の社交的な部分を評価していただいています。
人の良い部分を見い出せない、評価できない、生かせない、逆に欠点にしてしまう会社にはとてもいたくありません。
自分を評価してくれる会社に行くか、努力してもまったく評価してくれない会社か、社長が私だったらどっちに行きますか?』
社長は少し焦った様に言い返した
『待て待て、辞めるな!私は外回りの営業ばかりだから会社内で誰が仕事が出来るだとか誰と誰が仲が良くてとかいう人間関係も全く把握していない。人伝えで耳に入る事でしか知らない。誰がいじめてくるとか嫌がらせしてくるとかあったら教えてくれ』

『そんな事を社長に言ってまでここに居るつもりはありませんし、何も出来ないまま辞めるのは完全に自分の負けだと思ったので機材覚えて頑張って人に評価されてから辞めようと決めてたんです。社長に辞めるなと言われた時点で満足です。私は社長がとても好きで尊敬しています。しかしこうはなりたくない先輩が多すぎます。。ただそれだけです』

社長は言った『わかった。やめてもええ!ただ勝ったと思うなよ!お前が去っていた後、お前を最後まで雇わなかった事を俺に後悔させた時がお前の勝ちや!』

こんなやりとりを最後に私は大好きな音の仕事場から一旦去る事になるわけである。
自分でやりたいと思った職に就けたのに自ら退いたわけである。
なんてもったいない!と思う話かもしれませんが
正直最後にスタジオから外に出たときの空気は死ぬほどうまいと感じました。
異常なまでの開放感。

そして次の再就職は何苦労なく、選り取り見取りであった事は言うまでもなかった。
実践こそ場数がなく、経験的に貧弱だったが、スタジオにしかない様な数千~数百万円するような高価な機材を操れる奴は滅多にいないわけである。むしろ貴重な存在でもてなされたものである。

で、新たな職場で働くと全てが楽に感じ、
全てに有り難たみを感じる人間に変わっている自分に気が付くのである。
先輩が挨拶してくれる~!感動  仕事教えてくれる~!感動
え~機材いじっても良いの~?感動 先輩と雑談できるんだ~感動!
毎日掃除しなくて良いの~?感動 笑
業界の仕事って楽し~!感動の連続

自分の中で当たり前と思う気持ちがなくなっていたんです。
はじめからあって当然という考えは、有り難みを知らない証拠なんです。
目の前にあるご飯やお仕事や現実が当たり前の事と思う時点で経験が足りない証拠なんです。
業界だから厳しい世界しかないかと思いきやそんなこと全くなかったわけですよ。
同じ業種でも世界は1つではない。

あれから時間が経ち私は独立して会社を興し自分で取った仕事を自分でこなし楽しくやっている。
音響専門の会社とは少し遠ざかってしまったが同じ業界で細々とやっている。
結婚もして子供も居る。人並みにとても幸せである。
人並みな生活がしたければ辞めた方が良いなんて大間違い。
意地悪な環境でやっていくためには自分が意地悪になるしかないって事。

恥ずかしいが今の仕事の半分以上が仕事の出来映えでなく人付き合いで仕事を得ていると自分で思っています。
あの悪夢のスタジオでは否定された事が今ではそれで飯を食っているわけである。

あれから10数年以上経った今でも
あのスタジオは未だに相変わらずMAエンジニア募集を掲げ続けている。
サイトを見ると知らない名前が1~2人増えているだけで後はメンツがまるっきり当時と同じ。
40才超えてもず~っとチーフになれずにアシスタントのままの方がまだ数名いらっしゃいました。。
きっと未だに独身で彼女もなく休日無意味にスタジオに来て音楽かけながら携帯いじっている方々の姿が目に浮かぶ。
向上心があって音が好きなら普通ならチーフエンジニアになろうと努力するなり
他のスタジオに移るなり独立するなりすると思うのだが、、、
何とも恥ずかしい、、40過ぎて卓の前に座れないとは。
自分よりも音に対する情熱のない人間にいびられていたかと思うと今でも少し腹が立ったりします。。


とはいえ、あんな職場にいたからこそ全ての事に感謝できる人間になれたことは事実である。
正しい事、間違っている事がわかるし、仕事は教えて貰って当たり前。
機材なんていつでもいじれて当たり前。壊れたら修理に出せばいいやって思わないですもん。
結局当時の苦い経験って今では良い経験になったりするんです。

ちなみに
私があの職場を去った後、残りの正社員になった同期の2人も数ヶ月後スグに辞めたそうな。
結局生存者ゼロ。社長は私を雇わなかったことを後悔していたそうな(後日談)

勝った。。。。


次回は『転職する時は未経験者は絶対経験者に勝てない』です 題は変わると思いますが。。
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音声さんと選曲

今回は選曲について語ってゆきたいと思います。
映像業界で言う選曲というのは、その名の通り、
映像にマッチングした音楽を数ある音楽CDから選ぶと言うことですが、
コレがなかなか個人によって好き嫌いがあるので
気の合わないディレクターだとコチラの選曲した音楽になかなかOKが出ないお仕事なのである。
こればかりは正解が無いので実に難しい。
単純に犬が小屋から出て走ってゆくシーンに
コミカルな音楽を付けると一発で動物バラエティ番組になるのですが、
ジョーズのような迫りくるような音楽を付けると
スティーブンキングの映画で有名な「クジョー」になってしまうのである。
これは極端な例ですが選曲も一歩間違えると作品全体を台無しにしてしまう力があると言う事なのです。
最近では1つの番組を作る予算も無く選曲はおろかMAに回る予算も無く
ディレクターが好きな曲を付けて酷いレベル補正で納品されている番組なんかを頻繁に見かけます
(深夜番組に多い)
起承転結も無く常時JAZZが流れ続けてたりするのがあったりします。
不思議とボケーッと見ていると違和感が無かったりするんですけどね^^;
そんな感じで安い予算の仕事は自分の持っている音楽CDから選んでるディレクターがいますが、
これができるのもTV局がJASRACに加入しているからできることなんですね。
局がJASRACに入っていると既存のCDを番組に付けることができるんです。
犬が小屋から出てくるシーンに福山雅治やボンジョビを付けたりする事だってできるんです。
(JASRACについてはコチラで調べてください)

私がMAのお仕事をやり始めた頃、
局の人に「ウチはJASRACに入ってるから好きな音楽付けて良いから」と言われて
映画のサントラマニアだった私は
「やったー!家にサントラのCDが死ぬほどあるから素材に困らなくて楽だぜー!」
っと喜んだりしたのですが、
壮大なオーケストラで奏でられたサントラ音楽が低予算で作られた映像にマッチするはずも無く、
どんな音楽を当てはめても音楽が映像に勝ってしまい音楽ビデオクリップになり途方に暮れた事がありました。

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音声さんとドラマ撮影 その6

いつもながら、このシリーズを初めて読む方はその1からどうぞ。

さてドラマの音声ともなるとマイクが画面からバレてると視聴者は興醒めしてしまう。
だからカメラフレームから見えない場所にマイクを仕込むなり突っ込むなりしないと
せっかく物語に入り込もうとしている矢先に上からヒョイとガンマイクが見えたり
胸元に仕込んであるマイクが見切れたりすると視聴者が急に現実に引き戻されてしまい
せっかくのお話が台無しになってしまうからだ

ドラマや映画は、それを撮影している第三者の雰囲気を感じさせてはならない。
昔の映画で「猿の惑星」という人間の立場と猿の立場が逆転した斬新な映画がありましたが
そのワンシーンで、主人公の顔にマイクの陰が乗っかってしまうところがあるんだけど
やはりガッカリしたもんな~

ってなことで、カメラからはわからないようにマイクを仕込んでやる必要があるわけだ。
カメラのサイズが狭ければガンマイクで全然OKなのだが
やはりサイズ的に広い画だったりすると役者さんにマイクを仕込むことになるのである。
仕込むのはピンマイクだ。

マイク部分の拡大写真

で当然、人の声を拾うマイクを衣装などに貼り付けて仕込むと
そりゃもちろん服と服、服と肌が互いに擦れ合う音がするわけである。
普通の使用法で、ピンマイクはだいたい口から30cm以内くらいに付けて音を録るのに
衣装に貼り付けるんだからマイクと衣装は1mmくらいしか離れてないわけだ
もう役者さんが動くたびに ワッシャワッシャと音がするわけだ。(これを衣擦れ音と言います)
ワッシャワッシャ鳴り続けると役者さんの台詞を台無しにします。

音声さんは役者さんのリハーサルの動きを見て
どこに仕込むと一番ワッシャワッシャ鳴らない場所か見極めないといけない。
その見極めた場所にマイクを仕込むのである。
撮影中、衣装と衣装が擦れ合う中
どうにか擦れ合わない場所に仕込みmm単位の運の中で
音声さんは「すこしでも衣擦れノイズ拾うな!」と念力を込めながら役者を見つめて集中するのである。


それでも完全にワッシャワッシャからは解放されないときはあります
糊でガチガチの白衣に仕込んだ日にはもう泣くしかありません。
いろいろ方法はありますが。
役者さんが微動するだけで チリチリチリ 神経に障るような音が音声さんを苦しめます。
音声さんは少しでも音の鳴らない素材でマイクを貼り付けます。
ガムテープや綿テープ、両面テープ、耐震用のゲル等。メーカーにこだわったりもする。

しかしこのチリチリノイズは上手く音声を拾っていてもやはり逃れられない音だったりします。
そりゃ服の裏に隠し得るんですもの。マイクと衣装は1~2mmしか離れてないんだから
チリチリ音で済む時点で拍手していただきたい(笑)

で、そのチリチリノイズですが後から綺麗に取り除けたりするんですなこれまた

この衣擦れのチリチリ音ってレコードのスクラッチノイズと同じ種だから
波形ソフトにはスクラッチ除去のプラグインがあったりするからバリバリ使えるんだなコレが。

↓の音声には不愉快な衣擦れ音が入っている。
衣擦れ

スクラッチノイズ成分(チリチリ音)だけ抜き取ってみると
ノイズだけ

これだけ音声にチリチリ衣擦れ音が隠れているわけである。
この音を元の音から抜き取るのである。

除去後

除去後、原音波形と何かわらぬ音でチリチリ音だけ抜き取れるのである。
衣擦れ音はレコードのスクラッチノイズに似ているというのに気付けば
このプラグインは仕込み音声素材に相当使えるのである。
もちろん設定の仕方でメチャメチャな音にもなるので練習が必要だ。

とはいえ、マイクにネックレスが当たったり手で触ってしまったりすると
どんなプラグインでもアウトである。
自分でMAをするという領分故、チリチリノイズで現場を止める必要が無い。
全部自分でするのって責任あるけど面白い。

そんなこんなで音楽も付けて出来上がるわけだ。
次回は場面場面に付ける音楽(選曲)について語ってゆきたいと思います。 にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ にほんブログ村 テレビブログへ LINEで送る

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現役音声さんは毎日マイクにノイズが入ってストレスな毎日を送っています。もう音声さんを卒業しようと思っています。そしたらこのブログの題名を『退役音声さんの真実』に変える予定です。現在退役音声さんでございます。ブログ名はこのままでいきます。。

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