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子供の頃の考え パート2

パート1を読んでいない方はこちら

学校の先生は勉強が出来てまじめで賢い人しかなれないと思っていたが
欲望を一般の人よりも抑制せねばならぬ警察のような立場で極めて普通の人間だと気が付く。
職が無いから仕方なく教員に就いた人を何人か知り、
算数が凄く苦手なんだけど教員免許持ってるから仕方なしに算数の先生になった友人。
可愛い女子学生を襲いたいけど我慢しているなどの現職者の知人からそんな事実を聞かされると
教師たるは極めて一般人と同じ人種であると言う事に気付く。
大量のアダルトDVDの入ったダンボールをを押収する警察をTVで見ていつも思う
「お前等も欲しいくせに、見たいくせに」
職権乱用で生意気な生徒にガンガン暴力ふるう先生がいた時代がある意味正直でわかりやすかった。

でここからが本題
先生ってその分野に長けているから先生になれるって思っていたんだけども
業界では凄く馬鹿でどうしようも無いディレクター兼編集マンで有名な奴 Y氏
業界じゃどうしようも無く下手くそなカメラマンで有名な奴 K氏
これらの有害者を、どことは言えないが
映像関係の専門学校の講師をしているという事実を知り全身に衝撃が走ったわけだ。

一番目のどうしようも無い奴Y氏とは数回ロケをしたが印象的なのは
撮影現場でガンマイクが故障してロケがストップした時の話
そいつが大声で言った

「音声さんガンマイクは寝かせたらスグに壊れますよ!いつも立てておかないと!」

大声で自信たっぷりに言うから代理店の人間も信じちゃって
音声さんマイク寝かせてたんじゃ無いですか?って責め立てられた オイオイ
横にして壊れるマイクって聞いた事ないよ!コイツ馬鹿か?
コイツと一緒にいるとダメにされる!と確信した瞬間だ。
そいつは当時ディレクターだったが事前にロケハンに行ってるくせに
当日になって場所を忘れて現場にたどり着けなかったり、
代理店の人との待ち合わせ場所を忘れて会えず終いとか
前日入りして泊まるホテル名を忘れて車中泊になった事もあるくらい頭の悪い生物で有名だった。
車で窓を開けずにでタバコ吸ったり、クチャクチャガム噛みながら激しく貧乏揺すりしながら編集している彼の姿はとても印象的だ。VPのお仕事で先方からもらったDVDの資料映像をキャプチャーする技術が無く、プレステ2からアナログ出力を使いパソコンに取り込んだ衝撃事件は記憶に新しい。
馬鹿を人間の形にしたのがY氏だって言われるくらい馬鹿の代名詞な人物だ。
つい最近聞いた話では外部に漏らしてはならない企画構成案を
な、な、なんと!タレントにメール添付したという事件を起こしたらしい。
Y氏の馬鹿っぷりは現在進行形な訳だが
こいつが専門学校のWEBに講師陣として載っているのを見て本当にショックだった。
各地方にある有名な専門学校だが一番出来の悪い校舎だという評判を最近聞いたのだがその理由がわかった。

パート3へ続く


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tag : 撮影 ロケ 音声 カメラ 音声さん 専門学校

子供の頃の考え パート1

今回は前半は音声さんと関係ないお話ですがお付き合いくださいませ。

子供の頃は大人って皆難しい事してるんだろうなって思っていませんでしたか?

例えば母親が銀行の窓口でやっている事、話している事を小さいながらにそれを見上げながら難しそうな事してるな-~子供には絶対に判らん事をしているんだろうな~って思っていた。

大人同士の会話も難しい事を話しているんだろうなって
父親とその会社の同僚がお茶を飲みながら話しているのを見てそう思ったものだ。もちろん話の内容なんか聞いてないんだけれども。。きっと難しい事言ってるんだって。

同じような考えで、何でも知っていて経験がある人しか父親や母親になれないと思っていたし、それと同じように判らない事なんて何も無い完璧な人しか学校の先生になれないと思っていた。それと同じように凄い人しか会社の社長になれないとも思っていた。いやこれに限っては最近までそう思っていたが、、、(笑)


大人になってわかった事があった
大人になっても子供とさして変わらない事を話しているという事。
ビジネスの話は専門用語を使っていたりして流石にわかる人わからない人が出てくると思うけれども基本人との繋がりに必要な会話なんて難しくも何ともない。
それを考えると子供の頃と変わっていない事に気が付くわけだ。
昼ご飯の時に取引先の人と雑談する。趣味の話になる。北斗の拳が好きだとかプラモデルが好きだとか、結局子供の頃と変わっていない。エロ話に花を咲かせたり、、難しい事なんて何も無い。

父親は立派で賢い人間だと子供の頃はそう思っていたが
食事の時はいただきますも言わずにムシャムシャとテーブルに肘をついて食べ、食べ終わると舌で歯の隙間のカスをチッチッチと下品に吸う音を食卓に響かせ
人には肘をついて食べるなと注意するくせに自分は下品で常識の無い振る舞いをしている父親。当時は言う事を聞いていたが大人になり別の世界を経験し常識が身につくと自分の父親がいかに矛盾していて立派でも何でも無い自分勝手で高慢ちきな生き物であると言う事に気が付く。

会社の社長も才能があり経営が出来る人間だけがなれるものだと思っていた。
一代目で大きな会社を築き上げた人は流石に素晴らしい。言う事もやる事も人の使い方もすべてが尊敬に値したりする。しかし2代目だったり、裸一貫で無く運良く凄腕な人間と知り合ってトントン拍子に成り上がったというケースの場合、立派な教訓的な発言は自分が頑張っていた時代の教訓では無く、成り上がってから作られた美学だったりする。
デジタルの事なんて何も知らないプロダクションの社長なんて死ぬほどいます。昔話と言えば機材が大きくて重たかった時代の話。俺たちの時代は~とお決まりな話を聞かされ部下に働かせ自分は一円も生み出さずに会社の経費で愛人と旅行に行ったりする社長を見て あ~社長って凄い人だけが社長になれるわけじゃ無いんだな~って社会に出たばかりの時に思ったものです。
ある意味凄いな~ってパターンが殆どでしょうか。色々な取材先で色々な会社の社長にお会いしてきたがこの社長凄い!って思った事は殆どありません。何でだろ。きっと凄い人って沢山いると思うんだけどそういう人って会社のために貢献している技術者だったりするんじゃないかなって思います。LEDを開発した人とそれを売って大もうけした人 
う~ん。。私なら開発者を尊敬してしまいます。テレビの収録って大抵著名人だから何かに長けているんですよね。そういう人ばかり見ているからそう思ってしまうのでしょうか。

次回後半はいよいよ本題の映像専門学校の先生について です。

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tag : 社長 学校の先生 音声 撮影 カメラマン

こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い Part3

さて最終回
こんな音声さんの言うことは聞かなくて良い 最終Part3スタート!

前回を読んでいない方はこちらへ Part1 Part2

●別ロケでいきなりこちらのロケと鉢合わせた音声さんが
オーディオインターフェイスからノートPCに音声をレコーディングしているのを見て
『デジタルで収録するとエラーが怖いんだよねー』とかいう音声さん。
無視して良いです。
このデジタル時代にデジタルエラーが怖いとか意味判らないです。
『だから俺はDATで収録しているんだ』とか言う。
おいおいDATもデジタルだろう?
接触か非接触のことを言っているのか?

●これも音声さん2名体制の時のお話ですが、私がブームマンを担当していたら
チーフの音声さんが片目を瞑って『ちょい右!行き過ぎ!、ちょい左!あと3センチ演者の口に角度向けて』
という指示を出してくる年配音声さんがいました。
距離ならまだしも416の指向性で片目瞑って位置を指定してくる時点で言うことを聞く必要ありません。
みぞおちにパンチして良しです。

●カメラに刺すミキサーのケーブル端子がオスメス逆でケーブルが刺せなくて
ロケ車に変換なりケーブルなりを取りに行く羽目になる。
言い訳に多いのが『最近カメラ側の端子ってオスが多いのにこのカメラってメスなんですねー』
(おいおいカメラ側の端子をチェックするのは常識だろ?こちら側を悪く言うな!)
エンズイ切りして良し!

さあラストスパート!こんな音声さんは無視していい続けます!

●免許を持っていない音声さん
(2名体制の時、カメラマンが移動シーンを撮影しなきゃならない場合、ディレクターが運転することになります)
聞いた事ねーよ!

●健康保険に入っていない(もちろん年金にも入っていないそれは良いとしても…)
●それが理由で虫歯をそのままにしている音声さん(笑う度に不愉快なんです)

●住所を人に明かさない(きもい)

●妙に内股の音声さん

●ブーム持つための専用手袋を持っている(CM、映画ドラマ以外の音声さんでこれを見たら無視して良いです)

●ミキサーのリミッターのスレッショルドを+3dbにしてツマミを一切動かさず撮影中、
よそ見して「絶対お前今関係ないことを考えてるだろう?」って感じの音声さん。蹴ってよし!


●音声機材込みで格安人件費で仕事を受けまくる音声さん
(技術界のダイソーと呼びます。ご苦労様です!)

●海のロケでのインタビューで『波の音もミックスしておきましたんで』っていう音声さん
(死んでください)

●宗教に入っている音声さん。(お坊さんにでもなってくれよ)

●延々と喋り続ける音声さん(眠たいから寝させてくれよ)

●8chミキサーを扱えるのが凄いだろと思っている音声さん。エルボしてやりましょう。
人間の反射神経で8ch面倒を見ることは出来ません。結局は記録しているだけなのです。
8chも立ち上がっているわけでマルチRECしていない限り
音が良いとは消して言えない。つまりテレビだから許されるだけ。
チャンネルプランを焦らず組めると言うだけの話です。
決して音の分野で凄いと言うわけではありません。

●高級外車に乗っていたり良い服を着ていたりやたらと羽振りの良い音声さん。
いやいやTV音声さんのギャラで羽振りが良いわけがないので
「どうせ後ろ盾があるんだろ?」って耳元で言ってから肩をポン!と叩いてやりましょう。

なんかまだまだ有りそうですがひとまずシリーズ完結です。
次回は未定です。
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こんなカメラマンの言うことは聞かなくてよい例 Part2

前回の続きです。前回を読んでない方はこちらへ

 先輩後輩の上下関係をすごく大事にするくせにキレると先輩にも失礼なことを言うタイプ。
これはたちが悪いんです、先輩なら何やっても許されると思っているのでず~っと広い画で撮っているからガンマイクが突っ込めなくて『もう少し画を詰めてもらえますか?』というと先輩に向かって!と怒る。で、ガンマイクが画に入っても怒る。先輩に対してはペコペコして愛想が良いので先輩受けはいいが後輩受けは絶望的。これは仕事にならない。

 移動の際、カメラしか持たない。
他の機材や荷物は一切持たないから同伴している人間が肉体的に過酷な一日になるのである。
全部の機材を担がされ広い公園内を超移動するロケでカメラしか持たずに自分だけ撮影スポットに着いて
『おい三脚三脚!』とかいうカメラマンがいて一日中何も持たずに全部私に持たせてそんな事を言われ続ける目に遭い、あまりの理不尽さに頭に来た私はロケが終了してからそのカメラマンを
問答無用でボコボコにした事があります。
当時私も大人げなかった。。。。


 長距離移動の際でも一切運転を変わる気がない。
音声さんとカメアシが交互に代わって運転する時は良いのだが、2名体制の時にやられると辛い。
だいたいが助手席、後部座席で腕を組んでず~~と寝ているか携帯をいじっていたりするパターンだ。
こちらが居眠りして事故ったりしないか心配にならないのが馬鹿な証拠だ。
これも不思議とベテランカメラマンさんは気を遣って運転を代わろうか?
と言ってくれたりするんですけどね。

 焦るあまりに機材の扱い方が乱暴になりすぐに機材を壊すカメラマン
代表的な例が
三脚を上げる際に、VEさんがしゃがんで脚のロック機構を外しているときに脚で蹴ってあげようとするタイプ。
これ失礼ですから。しゃがんでいる人に蹴りいれてるみたいに見えます。
画像参照。お互いに同じロックを外そうとして指を蹴られる時があったりします。
三脚を蹴る

強く蹴りすぎて劣化していた三脚の脚が折れてカメラが自分の顔にぶつかって
激痛でしゃがみ込むカメラマンを数回観ています。自業自得なのかなと思ってしまいます。
ベテランカメラマンは経験が豊富で急がなければならない状況でも落ち着いています。
行動だけドタバタして急いでいる様に見えても実際は落ち着いて準備した方が無駄がなくて速かったりするんです。焦りまくっている人を観察してみてください、無駄な動きが多いですから。数十年この仕事をやっているのに焦りまくる人は学習能力がないという事ですからしっかりした先輩に従事することをお勧めします。


 装着しているレンズで撮れるのにいちいちレンズ交換するカメラマン

第三者には頑張っている感があるのだが、わかる人間が見ると馬鹿にしか見えない。


 その三脚で撮れるのにいちいちハイハットやレビーに付け替えるカメラマン

結局三脚に戻るから時間のロスが激しい。そのタイプの人間は無駄な機材荷物が多くて移動が大変な傾向にある。

 普段は良い人なのにロケの時はテンパって人を攻撃してくる。
ロケが終わると元の良い人に戻るタイプ。これ本当に辛いですよー。責めようがないんです。

 ブライダルカメラマン出身
下手にプライドが高くて経験が豊富だと勘違いしている人が多い。
それでいて技術がないのがほとんどで論外

挙げて行けばきりがありませんが、だいたいこんな感じです。
音声さんがミキサーの準備やマイクの準備を誰かにしてもらうということはまずありませんが、
カメラは大きい分、アシストする必要があり、アシストってことはアシストされる側が極端に言うとメインで偉い立場なわけで、それを馬鹿が勘違いを引き起こすと威張るという行動になるわけです。
たちの悪いカメラマンの人口はたちの悪い音声さんより多いのは確実なわけです。

芸人さんの中川家の礼二さんのネタにもあるとおり
第三者からみてもカメラマンって威張っているんです。ネタになるくらい。

どうでしたか?貴方の職場にも同じような先輩がいませんか?
人に説教するくせにお箸の持ち方が滅茶苦茶悪いと本当に説得力に欠けます。
いくら音声さんだからといって遠慮することはありません
悪いことは正してあげましょう。中には理不尽な方もいますので鉄拳制裁で良いと思います。
大人げないようですが肉体労働職ですからあながちある話なのです。

とは言っても、音声さんだって鈍臭い奴がいるんです。
というわけで、次回は鈍臭い音声さん特集です。
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テーマ : お仕事奮闘記
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tag : ロケ 撮影 音声 効果音 MAミキサー カメラ マイク CM 喧嘩 鉄拳制裁

こんなカメラマンの言うことは聞かなくてよい例 Part1

こんなカメラマンの言うことは聞かなくてよい例

一昔前だとENGにおいて、現場撮影隊のロケクルーはカメラマン、音声さん(VE)カメアシの
3人で構成されていたわけだが、権力としてはカメラマンがリーダー的な存在になりうるのは言うまでもない。
最近ではあり得ないのだが昔だとディレクターよりも偉そうにしているカメラマンも多かった。

ディレクター 『じゃあここからお城の全景を撮ってください』
カメラマン『そんなのは昼に回せよ、とりあえず昼飯いこうや!飯!飯!』

こんな感じだ。
しかし時代が進むにつれ世界は変わって行った。
今や普通のサラリーマン的な感じの面持ちの方が大きなカメラを担いでらっしゃるのがほとんどです。
ディレクターの言うことを120%聞いてくれるカメラマンが増えたのです。
不況で仕事の数が減ってくるとディレクターは扱いやすいカメラマンを発注するようになり
横柄なカメラマンはお呼びでなくなるわけだ。
スポーツや報道の現場でもカメラマンが大勢が横一線で並ぶと怖い面持ちのカメラマン達が
異様な雰囲気を醸し出している時代もありましたが今は話しかけると笑顔で答えてくれるような方が増えました。

しかし、とはいえ中にはまだまだ勘違いカメラマンが知らないところでちゃんと生きているわけで、
ある日そんなのと仕事すると『こんなバカがまだ生き残っていたんだ』
と思ってしまうわけである。先にも述べたとおりカメラマンは現場でリーダー的な権限を持っている。
政治家と同じで、馬鹿が権力をもつとどうなるか考えてみてください。
そんな奴等をずーっと見てきた私はある共通点を発見したのである。
こんなバカなカメラマンの言うことは聴く必要はないという基本ラインである。
これは他の職場の方でも自分の上司に当てはめてみるとよいのではないでしょうか。

●お箸の持ち方が異様におかしい
偉そうにしていながら碌な教育を受けていないのが伺えます。
面白いことに偉そう、うざい系のカメラマンに共通するのが決まってこの箸の持ち方なのである。
逆に凄~く良い人にも多い気がするのは気のせいかな。。。

●人の言った事をまず『いや』『っていうか』とまず否定するところから会話が始まる。
人の言うことを素直に聞くのがリーダーとして許せないわけだ。
こういったタイプのカメラマンは厄介で、照明さんなりVEさんが『照明を2灯使います』と言うと、
『いや、1灯で良いでしょ』と否定し照明を1灯片づけさせる。
結局暗くて2灯使うことになるパターンだ。1灯で良いでしょ?っていう意見は現場を見てではなく、
ただ単に否定しているだけなのである。一度しまった照明をもう一度出す羽目になるので二度手間になるのである。

●音声待ちができない
カメラマンなのに音声さんが『飛行機が上空にいるので音待ちしてくださーい』
というと『いいよ大丈夫だろう?やっちゃおうよ』と勝手に音声OKを出して進行しようとするカメラマン。
音声待ちができないから音声さんにとっては最悪な存在なわけだ。
早めに仕事を終わらせたい、帰りたいという自分勝手な考えで物事を進めるタイプだ。
こういうタイプはロケが押し押しになるとイライラし始めて第三者に危害を加えます。
帰りたい帰りたいばっかりが行動に出て音声待ちなどしてくれなくなります。

●気に入らない事があるとすぐ顔に出る
これはうちの2歳の子供と同じで、それと同じことを大人がやると非常に大人げない行動になり、
周りの人間を非常に不愉快にさせます。子供にカメラ持たせているのと変わりないですから。
不機嫌な顔していると周りの人間は気を遣いますよね?馬鹿はその気遣いで更に調子に乗ります。
皆が俺に気を使っている、そうか、俺は偉いんだ!って

●自分でカメラが上手いと思っている

ある特定の人間にだけ褒められているだけなのに俺様俺様と威張るカメラマン。
良い画が撮れるのは周りのスタッフが配慮してくれるからなんです。
良い音録れてたね!って言われると私は必ず『カメラマンが音を録りやすい画を作ってくれたからです』と言います。
全員の協力無しで良い物なんて作れないんです。
なのに俺のロケが速く終わるのは俺のカメラワークがあるからだ!とかいうお馬鹿カメラマンがいたりするんです。
目も当てられません。

●やたらと芸能人タレントと仕事をするのが好き
タレントロケをすることに誇りを感じるがゆえにローカルな仕事を小馬鹿にするタイプ。話す事といえば『この前、○▼さんと仕事してさ~凄げ~良い人だったよ』のタレント自慢話がやたら多い。この世界でお仕事をしていればタレントなんか珍しくもないので聞いていて凄く疲れるし恥ずかしくなってきます。
この手のカメラマンはタレントバラエティのロケが好きだったりするので、ローカルな番組のカメラワークに力を持て余していて、時々番組の流れでバラエティーな運びになると水を得た魚のようにカメラワークがバラエティ向けの動きになるカメラマンがいる。いきなり速いズームやパーンをしたりして歯止めが利かなくなるのである。
これは後ろから見ていて見苦しい。ディレクターも『バラエティじゃないからこのカメラワークは使えないな~』
とぼやくのである。

まだまだ続きます。
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tag : ENG 撮影クルー カメラマン バラエティ お箸の持ち方 効果音 MAミキサー カメラ マイク 音声さん

転職は経験者が有利である パート2

パート1を読んでいない方はコチラ

ようやく面接だ。たかだか面接にたどり着くのに応募してから一ヶ月は過ぎていた。
再びレコード会社に行く。今度はこの前の人数よりも少ないが数百人はいたかな。
で、面接の内容だがシンプルすぎる内容で1分程で終わるのである

『君は26歳だけど、ぶっちゃけ年取りすぎてるんだよね。この業界は若い人間で成り立っている様なもんだからさ。』

『ああ、はい、、、、』

『SSLやEuphonixは使用した事は?』

『ないです』

『作曲、ミックスする際に使用しているのはProtools?』

『いえ、主にMIDIの打ち込みはVisionDSPでオーディオ化してからCubaseSXでMIXしてます』
 (当時の話ですVision古くてごめんなさい笑 復活してくれVision!!)

『ふ~ん、でフェアライトは使えるんだね?』

『はい』

タイトなスーツを身にまとった面接官はテイトウワを意識した様な雰囲気を作り
私の履歴書を見ながら無表情で淡々と話した。
何故前の会社を辞めたのかなど一切聞いてこなかった。
その答えを準備していた自分が恥ずかしくなるくらい一方的に喋られてうなずく一方な面接で終わったのである。

あ~駄目だな。26歳で年取り過ぎっていわれるんだものこりゃ駄目だわ~
SSLもEuphonixも雑誌でしか見た事ないし!Protoolsいじった事ないし!
そんな小言を言いながら缶コーヒーを飲んで帰った記憶があります。

で2週間後、2次面接のご案内ハガキが届くわけだ。
またまた面接に行くとさらにもっと偉そうな人と話す事になるわけだ
レコーディングエンジニアに応募された方は1000人近くいましたが見事に残りましたね!
と笑顔で言われたもんだ。もう内容たるはいつから働けるか等、内定したに等しい内容だった。
で、内定したんだけど
テストも禄にできず、面接も良い事言われず
で、1000人の中で1人選ばれたわけです。超エリートもいいところなわけです。
未経験者歓迎とされた募集だったが経験者が行くとこんな物なのか?って思ってしまう出来事だったわけです。
それにレコーディングスタジオではフェアライトはまず使わない。
にもかかわらず高価な機材を操れると言うだけでVIP待遇な訳である。


しかし、しかし、しかし私は
偽テイトウワの言動と態度があのスタジオを思い出させる何かを感じた私は何迷わず内定を辞退したのである。
何も惜しいとは思わなかった
何故ならこの状態なら他でスグに内定が決まると確信したからだ。

考えてもみてください、自分が経営者だった場合
初めは役立たず状態の人間を雇って、利益も生まないまま毎月給料払って
仕事を覚えてこれからようやく使えそうになった頃に辞められたりするわけです。
偉く高いギャンブルをする様な物なのです。
だったら経験者を初めから雇えば初めから最前線に連れて行けるし利益にもなる。
無駄に投資しなくても即戦力のある人間を雇うに決まっているのです。
不景気な時代なら尚更その傾向は強まる一方でしょう。

よほど人間的に問題が無ければほぼ経験者は999人の未経験者にも勝てるわけです。
未経験者歓迎は経験者不可という意味ではないところが辛いところです。

と、倍率1000倍をクリアした私は思うわけです。。


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tag : protools VisionDSP Cubase LogicPro Sonar Acidpro Wavelab Soundforge

転職は経験者が有利である パート1

大っ嫌いなスタジオを辞めてから私はスグには就職活動をしなかった。
何故なら久しぶりに人間らしくのびのびと羽を伸ばしたかったからだ。
毎日の様に片道2時間かけて乗っていた電車も思い起こせば時間の無駄もいいところだった。
そんな時間を取り戻すべく私は自転車でオーストラリアを横断してやろうという無謀な計画を立て、
有り金全部を持って豪州に行った。  

まあこの話はここで終わらせるとして。。

3ヶ月後日本に帰国した私は流石に文無しになっていたので次の職を見つける必要があった。
あのスタジオを辞めるときに社長には他から誘われている会社があるとか何とか言ったが出任せもいいところで、
実はあてなんか1つも無かった。

そんな最中、これまたある朝タイミング良く朝日新聞の一面を使った求人を発見した。
有名レコード会社の求人である。
規模がデカイから募集しているジャンルが凄く多かった。
レコード会社という事もあって当たり前の様にレコーディングエンジニアも募集していた。
早速応募してみる事にした。

流石に大きな会社だけあってスグには内定は決まらない。
まず履歴書を送って書類審査、自分の作曲作品もMDで送ったっけか。
その審査に通ると今度は『音に対しての貴方の志』を原稿用紙に3枚書きなさいと言うのがあって
それに通過するとようやく筆記試験となり初めて大きなレコード会社の自社ビルに向かう事になるのである。

筆記試験は一般常識から業界のテストまで制限時間が2時間あるだけあってテスト問題用紙は冊子になるくらい分厚かった。
試験会場も何フロアーも使った大規模な物で、当然人数も半端なかったわけである。
大学受験か?って思うほど人数がいたんだな。
音楽業界って人気があるんだな~って思ったわけだ。
当然営業志望からレコードジャケットのイラストレーター志望のやつから様々な奴等がいたから当たり前なのだが、
それでも書類審査や論文で落選した奴も少なくはないだろうに。。
そんな最中の大人数な訳だから凄いの一言だった。
ざっと2000人はいたかな。。
だって最寄りの駅が混雑するくらいなんだから。

さて、ここからが面白いんだ。
恥ずかしながら私は理系の人間なので数学は得意だったのだが大学受験当時の学力を維持しているわけもなく
得意科目が五問中一問しか解けなかった。
英語はまあまあだったが漢字や一般常識問題は絶望的に出来なかった。
殆どと言っていいほど主要五科目の問題は解けなかったのである。
で一般常識の中に『当レコード会社に所属するアーティストを五名書け』と言う問題も1名も答えれなかった。 
ああ、終わったな、、、と思った瞬間だった。
主要五科目が0点でもこれは答えないとまずいだろうという問題が出来なかった。
全体的に見ても二割も正解していないのではという出来であった。
もう駄目だろう。。。

にもかかわらずだ
2週間後、テスト通過の通知ハガキが来るんだな。
ようやく一次面接に突入するわけである。

パート2へつづく
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テーマ : 転職活動
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tag : 転職 経験者 面接 求人 未経験者 MAミキサー

忘れられないMAスタジオ時代(2)

さて、前回からだいぶ時間がたちましたが続きを書くことにしましょう。
前回のパート1を読んでない方は是非読んでから戻ってきてくださいね。

そんなこんなで厳しいと言いますかとても意地悪な会社に私を含める5人が入ったわけですが、
ここからが小競り合いの始まりな訳です。何を争うかと言いますと思い出すだけでも過去を恥じてしまうのですが掃除の奪い合いになるんです。4階建ての会社といえどワンフロアーが広い会社ではなかったので朝一番に新人が5人来て狭い会社内の掃除から始まるわけですから掃除の奪い合いになるんです。皆が片手に雑巾持って走り回るのわけです。
で、動きが遅いと自分が掃除しようと思っていた場所が既に掃除されてたりするんです。
仕方なしにトイレを掃除しようとすると『さっき僕がやったばかりですよ?』っと言われるんです。
やることがなくボ~っとしていると直ぐに先輩の視線を感じます。目が合うまで見てきますから
そんなこんなでやることがないと睨まれるのでエアコンフィルターを取り外して水洗いしたり
たいして汚れてもいないレザー製のソファやPCの液晶画面を洗剤で拭いたりします。毎朝です。
毎日ダスキンにお願いしているみたいに会社内は綺麗でした。
そりゃ5人で掃除を取り合いするわけですから社内はピカピカです。
先輩は出社してくると直ぐに目の前にユニマットのコーヒーが用意されます。砂糖ミルクがいるか要らないかも言わなくても好みの状態で新人が持ってくるわけです。先輩にコーヒーを持って行くと既に他の新人が用意していて
『俺は2杯も飲めね~よ馬鹿!』って言われる羽目になります。

入社(試用期間ですが)してから3日目で
『自分の想像していた仕事と違うので辞めます』っと早くも1人が脱落しました。
先輩は何時ものことなので誰も止めません。他の新人はどうかというと喜びます。
やったライバルが減った。そして翌日の掃除の取り合いが少しだけ和らぎます。
それから数日でまた1人去って行きます。新人は喜びます。翌日の掃除がまた楽になります。
ちょっと私語をしながら掃除をする余裕が出ます。機材を触る順番も待たなくて良くなります。
残り3人となった時期に徐々に小さなお仕事を先輩から頼まれるようになります。プリント作業です。
今度のCMで代理店に聞かせる為にチーフエンジニアが選曲した音楽をテープに5曲ダビングする仕事です。
簡単だと思うでしょ?ところがこれが以外と難しいんです。
チーフの選曲した曲はロックありクラシックありダンス系ありでジャンルがバラバラです。
で、プロの現場に簡単ダビング機能が付いているコンポやラジカセはありません。
自分でレベルを取って音量を均等に入れなければなりません。
曲間は5秒、その5秒の中に『M1です、M2です』とクレジットを入れなければなりません。
1曲が長いのでそれぞれ30~60秒でフェードアウトします。
この誰かの考えた作業順を触り慣れないミキサーで見慣れないVUメーターを見てダビングします。
レベルがバラバラだの曲間が短いだのここでもボロかすに言われます。しかし仕事内容でボロかすに言われるのは全く持って問題ありませんでしたがこの作業をしている最中に制作の人間が決まって邪魔をしてきます。
『完パケ素材を○○社に14時までに持って行ってくれ』
おいおいそれは録音部の仕事じゃなくて制作の仕事だろうに、、、でも先輩の言うことは絶対なのでダビングは後回しで自転車で納品先に行って戻ってくると録音部の先輩が腕を組んで怒り狂っているという事がしばしばありました。
何が辛いかって制作にも凄く嫌な奴がいて忙しいときに限って『たばこ買ってこい、ベビースターを買ってこい』
酷いのは未だに忘れない『俺の携帯の機種変をしてこい』ってのがありました。
その携帯屋がひどく遠くて自転車で30分かかるところにあったわけだ。で結局本人じゃないと手続きできない(当たりまえだ!)だそうですと息を切らして会社に戻ってくると
『じゃあいいわ、この壊れた携帯その携帯屋に渡しといてくれ』とまた壊れた携帯を渡される。
また行けというのか?『うわ~』という表情を見せると『なんだ文句あるのか?他の新人に任せるぞ?』
『いえ、行ってきます!』(無理な笑顔で壊れた携帯を手に片道30分の携帯屋に向かう)
こんな事が日常のようにあったわけだ。今日は仕事がスタジオに入っていないから機材をいじるチャンスがあるぞ!って時に必ず制作の人間がそれを邪魔するかのように入ってくるわけだ。
年下でも普通に乱暴なタメ口で用事の殆どが私事ばかり。
年下にベビースター買ってこいって言われるわけですから。(芸人さんの世界じゃないんだから)
他の新人2人は会社内でも一番年下だから何を言われてもプライドもへったくれもないわけで転職組の私なんかよりもよっぽど使い走りに向いているのだろう。

『あいつは感じが悪い』 すぐそんな噂が他を伝って私の耳に入る。

何てイヤな職場なんだろう、、、関西で一番厳しい会社も何も仕事以前に人間の問題だろうに。。
そうまでしてここにいる価値がある会社なのだろうか?そんな疑問を抱きながら時間が過ぎていった。

試用期間を過ぎた頃、新人は相変わらず3人残っていた。
これは会社からすると大変誤算だったらしく1人も残らないだろうと思われていたのが3人も残っていたわけで
会社からすると3人雇う正社員枠がないわけである(本当に酷い会社だと思う)
せいぜい2人までしか雇えないという状況で私が社長に呼ばれる

『制作の人間からはお前は非常に使いにくい存在らしいからお前はこれからも様子見ということで試用期間を延長とする。それでも自分の好きなことをしてお金が貰えることに感謝しろ』と言われた

で、私よりも3ヶ月後に入ってきた年下の新卒者2人が先に正社員となったわけである。
これほど人生における侮辱的なことはなかった。年上の私が研修生というバッジを相変わらず胸に付けてコーヒーを入れ続けるわけだ。正社員になった残りの2人はもうバッジをしていない。コーヒーを入れたりする必要もない。
そして平日に機材を触ることが許されたその2人は徐々に周りから色々な仕事を任され日々スキルを上げている。


ボーナスの時期がやってきた。研修生である自分だけがボーナスなしで安月給で相変わらずコーヒーを入れ続けていた。
余計なことを言うと難癖付けられるので自然と口数が減っていった。すると『あいつはろくに会話も出来ない、口の利き方がなっていないからこの仕事には向いていない』って話が耳に入ってくる。完全に辞めさせようと思っているな?っと感じた私はそれから約二ヶ月間会社に泊まり込むようになった。機材をいじれるのはもはや誰もいない深夜しかない。私は毎日のように会社に泊まり込み機材の説明書を片手に機材を学んだ。正社員にして貰うためではない、
いい加減我慢だけでなく音響技術を身につけないと、とてもじゃないが時間の無駄で意味が無さすぎる。
ここにある全部の機材の使い方をマスターしてとっとと別のスタジオに行こうと決めたからだ。

さらに次回に続く
あー書いてて当時を思い出して辛くなってきた。。 最終章へ



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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

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忘れられないMAスタジオ時代(1)

懐かしい話になりますが、私が業界に入るきっかけとなったのがMAスタジオでした。
MAとはマルチオーディオの略でわかりやすく言えば映像にBGMや効果音を付けて
レベルを整えて放送で均一に聞こえるようにする音専門のお仕事のことです。

はっきり言ってここでの経験が良くも悪くも未だに忘れられないでいる自分がいます。
何故なら全部が正しくて全部が間違っているわけでない世界だったから今でも全てがそれを基準としてものを考えてしまうのである。実におかしな話なんですけどね。。。

今はそうではないようですが当時十数年前ではTV関係、音響関係のお仕事に就くのは大変難しいことでした。
何故なら凄く人気のあるお仕事だったからです。
今でも音響のお仕事してますというと一般サラリーマンの方は『おお すげー』と言ってくれます。
何も凄くないんですけど機材が凄いんでしょうね。
男性なら特に機材に囲まれてお仕事をするのはやはり憧れなんですよね。
イメージは大きな音響ミキサー卓のオシャレなスタジオをイメージしているようです。

同様に今はそうではないのですが、当時業界は体育会系的な世界でした。
徹夜は当たり前で先輩の使いっ走りやお使いなんかは日常茶飯事で前にも言ったとおり
なかなか機材をいじらせてはもらえないわけです。仕事も教えてもらえない。
そんな訳で折角雇ってもらえたのに一ヶ月もしない内に辞めてしまうというのも業界では珍しくない事でした。
そんな訳で一度に雇う人数も4~5人だったりするんです。
どうせ直ぐに辞めてしまうだろうから1人でも残れば御の字という会社の考えだ。

雇うと言っても直ぐに辞めると思われているわけですから、もちろん初めは試用期間扱いで
正社員にして貰うためには6ヶ月我慢する必要がありました。
私の時も同じように試用期間6ヶ月で一度に5人雇われました。

その内の1人だった私は新卒ではなく転職組だったので誰よりも早くスタジオ入りするわけでですが、まー酷い目に遭ったわけですよ。

出社初日、社長に呼ばれて会社の方針を聞くわけです

『うちの会社は関西で1~2番目くらいに有名だが、それだけ厳しい会社でもある。』

『まずはお茶くみ、社内やスタジオの掃除の達人になれ』

『機材をいじると先輩にぶん殴られるから休日先輩のいない日にこっそり来て自分で学べ』

『掃除の合間にスタジオを覗いて仕事を覚えろ』

『他の社員は新人は直ぐに辞めると思っているから冷たくあしらうが初めは我慢しろ』

忘れもしない初出勤の日、聞いていたとおり出社してくる先輩方々は誰も挨拶してくれないんですね(ど~かと思いますが)朝一番に来ていた私は出入り口に立って来る人来る人に挨拶をしました。しかし誰もお前誰だ?って誰一人として言ってくれません。わざと視線を反らして無視する奴も数人いました。
100%無関心なんです。(ど~かと思いますが)
自己紹介を考えていた自分が恥ずかしくなるくらいかまってもらえなかったんです。
MAスタジオといえど制作部と録音部の人間を合わせると25~30人の中堅会社だったのですが(記憶では)
見事に全員に無視されたわけです。(ありえない~)

で、一人の丸坊主の男が近づいてきてこう言った。
『ユニマットっていうコーヒーを入れる機械があるから先輩全員にコーヒーを入れてあげてくれ』
そいつは勿論自分の名前を名乗りはしないし聞いてもこない。きっと私が来るまで一番下っ端で昨日までコーヒー係だった奴なのだろうとは容易に予測は付いた。
そのせいか若干ではあるが彼の顔に喜び的なものが垣間見れた。
私という下っ端が来ることによってコーヒー係から解放されるのだろう。
私は先輩全員にコーヒーを入れた。すると先輩の一人が言った、
『俺はブラックしかのまねーんだよクリームとか砂糖とか持ってくるんじゃねーよ。』
『あ、はい。すみません』
『あ、は余分だろう?すみませんじゃなくて、申し訳ありませんでしただろ?』
『はい、申し訳ありません!』
こんな感じのノリだった。
そうは言っても全員が全員そんな奴じゃなかったけど
いい人は15人中1~2人くらいだった。
とは言ってもここで言ういい人は普通の人って事だ。

さっきの丸坊主の奴が近づいて来て言った
『掃除機の場所と、洗剤の場所を教えるわ。トイレと待合室のソファーの汚れを取っておけ』
会社は4階建てでスタジオは3つあった。スタジオのない階はスタッフルームだ。
『お客さんが来るまでに全階掃除しておけ』
私は言われるがままに掃除をした。言わずもがなそんな日々が続き機材なんていじることさえなかった。業界ってこんなもんだろうと覚悟はしていたのでとにかく先を急がずまずは掃除の達人になろうと心に決めたわけだ。代理店のお客さんが来ればコーヒーを入れ、コーヒーが嫌いな人には麦茶を入れた。みんな私服だから誰がここの社員で誰が代理店の人かもわからなかったが一生懸命お茶くみをして名前を覚えた。
お茶を出す順番も偉い人から出すんだって教えられたが偉い人順なんてわかるわけもない。お茶はいらないと言われそのお茶を隣の人に回そうとして怒られたり、一般常識を教えられつつ、とにかく私の存在は喫茶店の店員そのものだった。暇があればトイレを掃除しろと言われた。
『トイレは会社の鏡です』はい復唱しろ!っと社長に言われ
何でここまでウ○コまみれにするかなあと言わんばかりに汚れたトイレを毎日1時間に2回は掃除した。指にウンコが付いてもかまいやしない状況だ。
とにかく忙しい会社だったから人の出入りが激しく幾ら綺麗にしても直ぐに汚れる状況だったのである。
残酷なのはここからだ
そんな日が3ヶ月も続いたのである。機材を触るには休日に来るしかない。でもそんな会社で働いている奴は独身彼女なしが殆どでムカツク事に休日にスタジオに行っても用もないのに先輩がスタジオで音楽聞いていたりするんだ。気の利く先輩だと退いてくれたりするんだけどワザとどかない奴とか、もうとにかく人間的に問題ありな奴が多かったわけだ。
掃除とお茶くみをし続けて音響的な技術なんか皆無に近いくらい進歩がないまま春になり、残りの内定していた人間が新卒で入ってくるわけである。3ヶ月も早めにスタジオ入りしたのに機材もろくに触っていないわけで技術的には新卒者と全く同じスタートラインに立っているようなもので恐ろしくむなしさを感じてしまったのも当時では無理のないことだった。年上でもあるわけだし。。。

3ヶ月早くいたのに同じスタートラインから春が始まり
社長が私を含めた新人5人を集め
私が初めに聞いた会社の方針を再度聞く羽目になる。
そして社長が言った『5人試用期間で雇ったが、最後に辞めずに残った奴を雇う』
この数年間、毎年数人雇うが皆辞めていく。果たしてお前らは残ることができるかな的な言い方をされるわけだ。そりゃ生き残って勝ち抜いた先輩は意地が悪いに決まっている。
意地が悪くなければそこでやっていけないんだから。
で、社長にそんなこと言われりゃ初めのうちは皆気合いが入っちゃうわけで、、、
狭い社内に新人が5人
それはそれは恐ろしくくだらない小競り合いが社内で展開されていく事になるのである。

次回に続くパート2

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人材を育てる難しさ

物事って難しいもので、例えばカメラマンになりたいと思い映像プロダクションに入ったとして、
入社一日目からカメラマンとして働けるかと言うとそんな訳ありません。(カメラなんか触らせてもくれません)
しっかりとカメラアシスタントと言う下積みからのお仕事で始まります。
カメラに関係の無いこともさせられます、それの代表的なのがパシリです。
で、この下積みが結構しんどいから10人中9~10人辞めてしまいます。
皆が口を揃えて言います、俺はカメラマンになりたかったんだ!こんな事をしにきたんじゃないんだ!って
いやいや、アシスタントは先輩の仕事を後ろから見て学ぶものです。
そんな下積みなしで何が撮れるんですか?、、、、でも皆去ってゆくんですよね。

では仮に、下積みなしでいきなりカメラマンになったらどうなると思いますか?

判りやすく言えば苦労せずにいきなり売れちゃったタレントみたいになってしまいます。
現場でわがまま言い放題、人のことは何も考えず自己中心。最低の生物の誕生です。

下積みの無い、成り上がりカメラマンの場合は、やはり偉そうで碌でもないです。
言うことだけはベテランカメラマンで腕は三流。三流なのに立ち振る舞いだけは一流。
そんなカメラマンが私の周りにもいるのですがどうしようも無い低スキルでこちら(音声)の足も引っ張ってきます。
機材準備や撤収も先輩にやらせて自分は何もせず帰ってしまうような大御所振る舞い。
結局周りから嫌われています。

カメラマンは音声とは違って現場では一番意見の通る立場です。で、
頭が悪い奴が速攻でカメラマンになってしまうと勘違いして「俺が一番偉いんだ」的な態度になる傾向にあります。
だから入社一日目で音声さんになった想定よりも悪質になる可能性が高いのです。

最近では人手が足りずにカメラマンデビューも意外に早かったりする会社もあったりするので
そんなカメラマンが現在悲しいかな量産化されています。
これってカメラマンになりたい人には嬉しいことだけども私としては
将来的には三流カメラマンになってしまうのでは?と思ってしまいます。

そういった現場を見るとやっぱり下積みって大事なんだなと思うわけです。

私がMAスタジオに入った時もそうでした
始めは大きなミキサー卓の前で音を調整している自分を想像していたのですが
入社したら数ヶ月間ずっと事務所とスタジオの電話番、お茶くみ、お掃除ばかりでした。
機材なんて勝手にいじったら先輩にぶん殴られるわけです。
ミキサー卓の前に座れるのは最低でも6年掛かると言われました。
(入社6年目の人がアシスタントやってるような会社でした)
未だにそんな古い習慣を大切にしている会社があったりするんです。

ずっと機材に触らせてくれず、仕事は先輩の仕事を見て盗めと言われました。だから教えてもらえませんでした。
(それもどうかと思いますが)
機材をいじるには休日、スタジオに何もスケジュールが入っていないとき説明書を見ながら機材の使い方を自分で学びました。何故か休日スタジオに行くとスタジオでCDを聞いて寝ている先輩がいたりして機材がいじれなかったり、、、

そしてあるとき先輩から「素材をDATに落としておいてくれ」って言われるんですね。そこで「あの、、、DATの使い方判りません」ってなると、もうしばらく電話番と掃除だけのために毎日出勤する羽目になるんです。で、できるとこれからDATに関わるお仕事を毎回任され、次はコレ次はコレという具合に仕事が徐々に増えてゆきます。仕事もだんだん楽しくなってゆきます。休日でもないのに機材を触っても許される喜び。この過程を踏むと自然と機材を大切にするようになります。ここが大事なんです。

最初はアホかコイツらと思っていましたが、自分の後輩が勘違い三流カメラマンになってゆく様を目の当たりにして初めて古い古いと馬鹿にしていた習慣が大切なんだと気がついたわけです。

下積みも無い人間に一台何百万のカメラを持たせたらどうなるか?
使い方は荒いし乱暴で落下させたりして壊します。人通りの多いところに普通に機材を置いたりします。
機材を全く大切にしないんです。

怒ったり注意したりすると人って腹を立てますよね?
これは私がMAスタジオから映像プロダクションに転職してからの話ですが
私の場合、腹立たれるのが嫌だったし、そんな古い習慣の会社の真似はしたくなかったので自分と同じ目に遭わせたくないというのもあり後輩にはあまり怒ったり注意しませんでした。その結果どうなったかと言いますと。ある後輩の場合
毎回現場で技術的ミスやトラブルを起こし自分が悪いのに先方の事を悪く言い先輩に同調を求めるような癖が身につき、機材はすぐに壊すわ、挙げ句の果て先輩にため口を聞くようになり、機材の準備や撤収もせず、下手くそで有名なのに勘違いしてフリーになってしまい今は仕事が無くて食ってゆけない。そして誰も助けない。さよなら
こんな結末でした。

厳しい環境で10人中9~10人辞めてしまう業界ですが、それで良いんだと思うんですね。
辞めるべくして辞めるわけですから。そうならないように優しく扱って辞めるハズの10人が残ったとしましょう、
結果碌でもない10人に育ちます。わかっていただけますでしょうか?
厳しくしたらすぐに辞めてしまうような奴をちやほや優しく扱って、
辞めるべき定めにあった人間を強引に残して育ててしまった結果とんでもないアホを作り出してしまったわけです。
最初は辞めずに残って働いている後輩を見て俺のおかげだとほほえましく思っていたのですが、とんだ大間違いだったわけですね。で、当時勤めていたMAスタジオの古い習慣を思い出しました。

古い習慣が未だに残るのには訳があるんだなと。

人を育てるのってやっぱり難しいです。。。

次回はMAスタジオで私がどんな目に会ったか語ってゆきたいと思います。
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