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安価なワイヤレスマイク SONY UWP-D11 ①

お手軽ワイヤレスマイク 続いてはSONYのUWPシリーズについて
最近になって多方面で見られるようになったUWP-D11は
旧型のUWP-V1とマイク部分は同じだが送受信機本体は姿形ともに少し別物になった。
(写真 左がV1  右がD11)

V1D11


V1とD11はともにコンパンダ方式のマイクだ。
(国内のA帯B帯のアナログワイヤレスマイクにはほとんどこのコンパンダ方式が採用されている。)

コンパンダ方式とは送信機で音をコンプレッション(圧縮)し
受信機側でエキスパンド(伸張)して復元するという方式だ。
この回路にお金がかかっているか否かで音質が変わってしまう重要な部分なのである。
D11ではこの回路がデジタルシグナルプロセッシングつまりDSPになったわけだ。
その名の通りアナログではなくデジタル処理するわけだ。
だからといってデジタル処理した音をいつものアナログで送出しているわけで
デジタルコンパンダーを採用!と堂々たるうたい文句だが所詮はアナログワイヤレスマイクロホンなのである。
音声を圧縮などせずデジタルに変換して空間を無劣化で送受信する高価なデジタルワイヤレスマイクとは違う。


さて、このコンパンダーには送受信機の相性が有り、
もちろん同モデルの組み合わせがベストとなる
D11送信機でデジタルコンプしたものは当たり前だがD11受信機でしかデジタルエキスパンドできない。
業務用の高価なRAMSAやSONYのワイヤレスはトーンをオフにすればRAMSAの送信をSONYで受信可能だし、
その逆もまた可能だ。それは両者がアナログコンパンダーだからだ。
ここでコンパンダーの相性問題で音質が変わってしまうわけだが
D11はデジタル方式のコンパンダーを採用することでD11だけでしか送受信が出来ない。新しい道路には通行する車が少ないのと同じように、D11だけでのやりとりをする場合に限り混線ノイズが入る可能性が減りますよと言うことでデジタルデジタルとメーカーが執拗に言っているように思えます。

D11を数十回使用した浅い経験ですが
ゼンハイザーの時のように収録中にノイズが乗ったこともありませんでした
(デジタルコンパンダーのおかげなのかはわからない)
送信機と10m離れた状態でプツっと途切れたことはあるが
高価な業務用でもたまに起こりうるので気にしないことにする
先代のV1と比べると明らかにノイズが減った。NRのスレッショルドが高めに設定されたイメージ。静かな場所で演者にD11を付けてミキサーのヘッドホンで聴くと何も聞こえない。送信機の電源を入れ忘れたかと再度送信機を覗き込む行動に走ってしまうくらいだ。演者がしゃべり出すとノイズゲートが開く感じだ。
これはコンパンダによる無音時の暗騒音の圧縮によるものだろう。
なのでメチャクチャ静かな場所で声の小さい演者に更にはマイクを付ける位置がリップから遠かったりした場合、酷い目に遭う。ミキサー側でトリムゲインを上げなければならない、その際にマイクの低性能とミキサーのSNに泣かされることになる。
演者ごとに適正なアッテネーターを設定してやる必要があります。その設定さえマッチすれば良い感じになるが設定ミスをするとミキサー側でのフォローが厳しい。
受信機をカメラに直付けオートの場合、MA編集時、ノーマライズせねば波形がほとんど見えないことも多々あった。(いずれも声の小さな演者さん)
更には-12dbで声の大きな演者に付けた場合、普通の声の時は問題ないがオープニング、シメコメ時に大きな声になるとコンプがきつくかかった立体感のない安い音になるし、小さな声になると超マイクオフな音になったりする。音質の良いダイナミックレンジではないので普段使用している業務用に比べると不愉快レベルだ。分かり易く言うとプロテックのミキサーでハイパーリミッターを掛けて録った音声よりも酷い。
使用する際に演者にマイクを付ける場所を一つ間違えれば酷い音になる難しいマイクだと思いました。MA時に音質を聴いていても決して良い音とは言いがたい。
声をしっかり出してくれる演者さん向けだなと個人的な感想です。
現場でD11と416しかない場合は動きのないカットであれば迷わずガンマイクを選択する傾向になる。

だからといって使えないマイクかと言いますとそうではありません

選択肢がV1かD11だったら間違いなくD11でしょう。
V1は静かな環境で演者が喋らなければD11と同じくらいのノイズゲートを感じますが
問題は演者が喋り出すとノイズまで一緒に持ち上がるウンコっぷり。
ここでアナログコンパンダーのチープさが影響しているのか。エクスパンドすることでノイズまで持ち上がっている。
シュワシュワバサバサ~としゃべりに合わせて鳴り続く。
静かな環境で1人インタビューを収録する際にV1を使用するとクレームが来るかも?と恐れてしまうくらいヒスノイズが音声と共に上下する。
D11には少なくともこのシュワシュワバサバサ音がない。
ノイズゲートは音声がオンになったら解放されるわけだから音声オンと共にノイズが一緒に持ち上がるのはまぎれもなくコンパンダーが原因だろう。D11はそこが改良された点である。またD11の送受信機はデジタルコンパンダー以外に通常のUWPモードとWL800モードも使用できる。試しにD11の送信機をUWPモードにしてV1の受信機で受けてみた。音質に目立った変化はないがシュワシュワバサバサはない。D11のDSPを使用せずともシュワバサ音がないということは回路自体が新しく設計されたのかもしれないですね。

youtubeやWEBでV1があまり酷評されないのは
使用しているプロが少ない。
静かな場所で使用していない、V1をミキサーに繋いでヘッドホンで音を聴くのではなくカメラに直付けしているから気付かない、編集時にまともな音を出せる環境でモニターしていないのが大体の原因かと思われ。。。。。レビュー動画では決まって野外だったりする。

しかし、しかし、ここで同価格帯で音質が一番良しだったゼンハイザーのew112が選択肢に入った場合
G3シリーズ

ミスが絶対に許されないお仕事だった場合(ほとんどがそうですが。。。)
私ならD11を選択する。飛びと受けはゼンハイザーよりはSONYの方が安心感はあるからだ。
自分で編集する場合、極端に予算の安い仕事の場合にサービス程度に出す機材としてew112出す感じだろうか。

そんなこんなで低価格帯マイクについて語りましたが
このD11について次回、もう少し語りたいと思います。

なんだかんやで個人レベルでは使える逸品であることには間違いはないので検討してみてはいかがでしょうか。現状一番安くて送料無料の店を選んでみました!

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現役音声さんは毎日マイクにノイズが入ってストレスな毎日を送っています。もう音声さんを卒業しようと思っています。そしたらこのブログの題名を『退役音声さんの真実』に変える予定です。現在退役音声さんでございます。ブログ名はこのままでいきます。。

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