スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ にほんブログ村 テレビブログへ LINEで送る

音声さんはほとんどカメアシである

ドラマや映画は完全に自分のポジションが確立されているので他の仕事を手伝うという事はまずない。
むしろそんな事をしたら足手まといになるからだ。
あって撤収時の後片付けの手伝いくらいだ。(照明さんは機材が多いから手伝ってあげる事が多い)

現場でも音声さんではなく録音と言いう呼び方、ジャンルにかわる。
録音部は音の準備だけしていれば良い。スタンバイが出来れば座って待機していても誰も文句は言わない。

しかし、TVのお仕事となると音のお仕事だけするという訳にはいかない。
TVクルーの基本スタイルはカメラマン、音声さん、カメラアシスタント(照明)だったりするのだけども、
近年、予算がないあまりに現場にカメラアシスタント(以下カメアシ)が来ることが少なくなった。
カメラマンと音声さんの2名体制が当たり前の世界となってしまったのである。

すると今までカメラアシスタントがしてきた事を音声さんがやらなければならなくなり、
音声さんに掛かってくる肉体的、精神的に負担が数年前と比べると恐ろしく増えた訳である。

例えば、今までカメアシが担いでいた三脚(これがまた重たいんだ)、リュックサック(収録テープ数本、クソ重たいカメラのバッテリーが数本は入っている)は確実に持たなければならなくなった。
で、現場が暗いと照明が必要となるわけで時間がないロケだとバッテリーライト(バッテラ)なる重いバッテリーを担いでライトを片手で持って照らしつつ音声をしなければならないわけである。
↓ バッテリーライト(バッテラ)
557f8b28.jpg

もう片手にはガンマイクを持っていたりするからミキサーのゲインの上げ下げなど出来るはずもないので、
何とびっくり、大きな声の時はマイクブームを遠ざけて小さな声の時は近づけて録るなんて事をしていたりするわけだ。
この手法は流石に数年前に消えたけど今でもワイヤレスマイクを付けてガンマイクでフォローする必要性がない場合は音声さんがバッテラをやりながら音声をするんだな。これがキツイ。音声機材だって重いんだからバッテラまで担いで長丁場は肉体的に恐ろしく厳しい状況となるわけである。
その上、カメラマンに俺の好みの三脚の高さの位置やパーン棒の位置まで覚えろとか言われるわけだ。
いい加減、年を食ってからそんなこと言われるとアホらしくて泣きそうになる訳である。
そんな訳でカメラマンも結構手伝ってくれる人が増え、どうにか2名で乗り切る世界が確立されたわけである。
といってもまだまだ一部ではカメラマンが一番偉いポジションなんだと勘違いして何も手伝わないバカが居るんだけどね。
で、移動するときも今まではカメアシがロケ車を運転していたのが音声さんが運転しなきゃならない。
一般的にカメラマンは運転せず助手席、もしくは後ろの席に座ってディレクターと打ち合わせをするからだ。
ロケ車を所有する技術会社のカメラマンと仕事をする場合はそのカメラマンが運転することが殆どで私のようなフリーランスの人間はロケ車を運転することは少ないのだが長距離の運転だとカメラマンにも負担がかかるから運転は交代でしたりもするのである。
昔の3名体制時代ではまずない話だが、2名体制の昨今これが現状なのである。

私のようなフリーの人間はいろいろな技術会社でお仕事をすることが多く、
毎日のように違うカメラマンとお仕事をするわけだが、やはり人間故に
良い人もいれば悪い人もいるわけで、カメラ以外は何ももやらないカメラマンと当たった時が一番辛く肉体的にも精神的にもやられる時だ。カメラだけ担いで先に早歩きで行ってしまう、こちらは音声の準備と三脚やバッテリー、収録確認用のモニターも準備しなければならないわけだ。
それらの機材を全部肩に担ぎ終わったら車に鍵を掛ける。で小走りで追いかけるわけだ。
ディレクターに気遣いのある人はそんな音声さんを見て『私もなにか持てるものがあれば、、、』
と声をかけてくれる人もいるがカメラマンもディレクターも先先に行ってしまうような場合、
音声さんは地獄を見るわけである。
冒頭で言った通り自分の仕事しかしないのは映画、ドラマ、CMだけである。
TVのお仕事ではやってはいけない事である。

不況の時代、仕事を依頼する会社もフリーランスに対して『仕事を与えてやっている』という態度が点々と目立ち始め、運転も荷物も何もかも任かせて挙句の果てには『おい、遅いぞ!』等と言う文句を言われた話はよく聞く話である。
私の知り合いの音声さんは何も持たずに偉そうにしているカメラマンに腹を立て、
石につまずいた振りをして10キロ以上ある鉄でできた三脚で頭を殴って失神させたそうな。
やるね~そうこなくっちゃ!

ベテラン音声さんに聞いたところ、一般的にカメラマンに腹を立てた音声さんがよくやる手法としてはブームでカメラマンの頭をたまたま当たったかのようにするのが一般的らしい。
私の場合は、そういう事はしないが、あまりに酷いカメラマンの場合
映画『死霊のはらわた』で話題となった目潰しをする、、、 事をを想像する。(笑)
これは皆さんにもオススメいたします。
ムカついた奴に目つぶししてやるのを想像する。結構ストレス解消になるんです(爆)
伝説的な目つぶしのシーン
もはや伝説的な目つぶしのシーン
1983年 アメリカ映画 死霊のはらわた

偉そうなカメラマンは偉そうにしている音声さんよりも人口的にメチャクチャ多い。
音声さんは今まで以上に精神的にも肉体的にも強くなければならない時代になりました。
それでも貴方は音声さん(ほとんどカメアシ)になりたいですか?
関連記事
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ にほんブログ村 テレビブログへ LINEで送る

テーマ : プロのお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 死霊のはらわた サムライミ カメアシ 地獄 ロケ車

>

コメントの投稿

非公開コメント

大変ですね

YouTubeでぐっさんの物まねで、カメラマンが偉そうにして音声さんをこき使う、というのを見て、あれっ?音声さんはカメラマンの下っ端だっけ?と疑問に思って検索してここにたどりつきました。
いやいや、仕事の境界線が曖昧なのは大変ですね。
偉そうにする側はどんどん浸食して、される側ははっきり断りにくい、という感じなのでしょうか。
うっかりしたふりでなぐったり、想像で発散する以外に、なにか根本的にカメラマンさんに伝える方法はないものでしょうかね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

…な、なりたいです。

義援金募集

FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
プロフィール

現役音声さん

Author:現役音声さん
音声さんの部屋へようこそ!
現役音声さんは毎日マイクにノイズが入ってストレスな毎日を送っています。もう音声さんを卒業しようと思っています。そしたらこのブログの題名を『退役音声さんの真実』に変える予定です。現在退役音声さんでございます。ブログ名はこのままでいきます。。

リアルタイムエリア
スポンサードリンク
RSSリンクの表示


最新記事
現役音声さんのリンク集


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

エリア22
チビコンクエスト
音屋カウンター
リンク
音声ランキング

FC2 Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。