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MP3の賛否両論 1

MP3は簡単にいえばデーターが軽いうえに非圧縮の音楽データーPCMと聞き比べて
全く劣化が無く聞こえる技術を目指して開発されたフォーマットだ。
本当はまったく劣化が無いわけではない、劣化がないように聞こえる技術なのである。

普通のCDに収録されているPCMデータが1411.2kbpsに対して通常のリスニングに耐えうる
範囲でmp3フォーマットで最低128kbps確保するだけで
神経質にならなければ普通に聞けるレベルなわけだ。普通というのは
『ん?なんだ?この音変じゃないか?』っと思わないレベル。
データサイズは約10~11分の1という軽いファイルサイズで済むから
mp3はインターネットを通じて音素材が流通した先駆け的な存在となるわけである。

とにかくMP3はデータサイズが軽い
この前置きを知っている事からMP3は音が悪いという先入観が生まれるわけである。
きっとこの種明かしさえしなければ128kbps以上を確保したMP3データを普通に聞いて
気が付く奴はいないと私は確信しているわけだが
周りには『ん~やっぱMP3だから音悪いなー』と言っている人が多いわけである。
私にしてみればそれに気が付く耳の良さに驚かずにはいられないわけである
というよりも前置きを知っているからの発言、もしくは
ビットレートを128kbps以下にしているのでは?と思うわけである。

前にも述べたようにmp3は元のデータを圧縮したものだが
圧縮に伴う劣化を出来るだけ気付かせないための技術なのである。
音声データを極端な音質の劣化を比較伴わずに圧縮できる技術なのだ。

周波数による音の聞こえ易さの違い(最小可聴限界)や大きな音が鳴った際に
その直前直後や近い周波数の小さな音が聞こえにくくなる現象(時間/周波数マスキング)等の
聴覚心理を利用した圧縮を行うため極めて優れた技術なのである。

そんな聴覚心理さえも乗り越え
『ん~やっぱりmp3は駄目だな』と言う人はある意味超人なのである。

そんな超人の言う事を理解してあげる為に考えられる事が数点あります。


ビットレートを128kbps以下に設定している

スタジオのような高価な環境でPCMと聞き比べて言っている
(現場で言っている時点でこれはないですが)

それと、きっとこれではないかと思われる原因の一つが
昔のエンコーダーを搭載した機器、ソフトで聴いている可能性である

普及初期にはエンコーダの性能が低く、特に聴覚心理モデルの調整が不十分だったため、
一般的に用いられている128kbpsという圧縮率では無圧縮と比較して軽い音になるという印象が強く
それほど評価は高くなかったですが、VBRを採用したエンコーダの登場や聴覚心理モデルの改良が進むにつれ、
MP3の評価も上昇していったという歴史を考えて
MP3を聞いて音が悪いという人はこの理由が考えられるのである。

臨床実験的な事をスタジオで行った事があった。
3人のエンジニアの前で4回同じ音楽を聞かせてどれがPCMかを当てると言うものだ
用意したのは非圧縮のPCM、128kbps,192kbps,320kbpsのmp3素材の4つだ。
リスニング環境の整ったスタジオで行ったわけだが
音が良いと思った順番をそれぞれに書いてもらうと
PCMと320k、192kの順番がてんでバラバラであった。
128kは大音量だとわかるみたいで2人が正解で1人が192kと間違えた
このエンジニアたちはこの道10~15年以上のベテラン達だ
何がここまで彼らを苦しめたかというと
この収録された音楽素材自体が元々さほど高音質でなかった事にあった(悪い音でもない)
つまりはこういう事だ、元が高音質でもないのに最高音質モードである必要が無い。
高価なマイクを使用したソースには最高モードが適しているが
安いマイクで収録したソースはもともとの情報量に乏しい、つまりmp3で十分という事になる。
高価なマイクで収録したmp3と安価なマイクで収録したPCM
貴方ならどちらが音が良いと思いますか?

次回もこの続きを語っていきたいと思います。
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tag : リニアPCM 心理的 聴覚心理

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Re: No title

いつもしがないブログを読んで頂いて大変恐縮です。
おっしゃる通り128Kだと聞きわけが付きますが、それ以上となると私も怪しいです。
WMA形式も同じ128kでMP3と勝負した場合、WMAに勝分があると思われますが
それ以上となるとMP3が徐々に頭角を現すような感じでしょうかね

スペクトラムで色分けしてみてみましてもMP3とWMAは削っている個所が全く違うと言う事に気が付きますが
それが良いか悪いかは知らぬが仏の様な気がします 笑

これからもつたない文章が続くと思われますが何卒よろしくお願いいたします。

No title

いつも楽しく読ませていただいております。

MP3の件、たしかにエンコーダー、デコーダーでかなり結果に差が出ますね。
私の場合、MP3の楽曲は128Kbpsだとさすがにブラインドテストでもほぼ9割方正解しますが、192Kbpsを超えると聞分けが怪しくなってきます。

私自身、データを圧縮した時、どのエンコーダが最もよい結果を出すのかとかなりシビアに検討した時期が合ったのですが、同じデータ量の場合フォーマットの普及率と音質を天秤にかけたとき、一番優れていると判断したのは実はWMA形式でした。同じソースをMP3 128Kbpsのデータ量とほぼ一緒になる圧縮率に設定して比較した場合、MP3だと高域伸びが悪く、余韻が圧縮音声特有のチュルチュル・・・といったモスキートノイズにまみれてしまいますが、WMAは高域伸び、モスキートの出現に関してもかなり綺麗な音質です。(WMAはWindowsMediaPlayer標準のエンコード形式) しかしMP3も320Kbps以上となるとWMAのほうが低域がスカスカしてきて形勢が逆転し、ブラインドではPCMと区別がつきませんでした。

なので普及率や誰でもどの機種でも扱えるように・・・という意味では私の個人的なルールとしてMP3の192Kbpsからが常用範囲だと思っています。

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