お手軽なゼンハイザーのワイヤレスマイク

さて今回はお手軽なワイヤレスマイクについて語ってゆきましょう

最近になって10万円以内で購入できる一流メーカーのワイヤレスが増えましたね。
プロが普段からよく使うメーカーと同じだから余計安心して購入できるらしいです、が
ちなみに音声さんが一般的に使っているワイヤレスマイクは
例えば画像のRAMSAですと送信機だけで1台30万円します。
送信機だけで30万円です


個人的にも手に入りやすくなったワイヤレスマイク。
私も仕事場でよく見かけるようになりましたし使う機会も増えました。その感想を書いてゆきたいと思います
まずは416で有名なゼンハイザーが出しているワイヤレスマイクEW100シリーズG3について

EW113 G3

↑今じゃ送受信機で5諭吉で購入できます。
使った感想ですが、同価格帯の中では一番音が良いです。
同価格帯のSONYのUWP-V1やUWP-D11よりもダイナミックレンジを感じますしSNも良いと思いました。
MA時でも明らかにお高いワイヤレスに匹敵する音質だとわかる(勝っている訳ではない)
さすがゼンハイザー!しかし!
送信機が遠くないにもかかわらず距離1~2mでも音が途切れることがあります。
これは大事な仕事には使えたモノじゃない!と仕事仲間の間では恐ろしい機材として知られております。劇団四季でも導入されているという噂もあり、私自身これを1台購入して最初の仕事で2m弱しか離れていない演者の声が途切れたとき途轍もない絶望感に襲われました。アダプティブダイバシティ方式と言って見た目はアンテナが1本ですが音声ケーブルのシールドを2本目のアンテナの役割を果たしているというもの。このアンテナがもう一本のアンテナと近いからダイバーシティの役割を果たしていないという話もありますし、海外版の500MHz600MHz帯を使用するものならバリバリ飛ぶという話もあります。アンテナが近すぎる説ですがメーカーが果たしてそれに気が付かないか?と考えたときアダプティブダイバシティ方式を採用するにあたって一番気にして開発する部分故にそれはないなと思いましたし、だからといって海外の周波数を使用するわけにはいきません。
しかし気になるのは旧型はしっかりアンテナとシールドが離れている。。。写真は旧型のG2
ew100G2

新型で隣接させたと言うことは何か理由があるに違いないと思うのだが。。EW112 G3
EW112 G3

で、色々リサーチを行ったところ距離が近くても音声が途切れる場合、
高確率で送受信機のパイロットトーンがInactive(不使用)オフになっているとのこと。
これをactiveにしてあげます。パイロットトーンとは例えば同じチャンネルでもゼンハイザーの電波しか受け付けませんよ!というマークのようなモノといえば分かりやすいでしょうか。極端に言えば
男チャンネルと女チャンネルの2つのチャンネルしか存在しないとして
同じ女の子でもウチの子と他人の子は違いますよね?ゼンハイザーの産んだ女の子はゼンハイザーの受信機が受け止める。ソニーの産んだ女の子は受け付けませんという事だ。
パイロットトーンをオフにすると誰の産んだ女の子でも受け付けますよ!という状態になる。つまり混信しやすくなると言うことだ。とはいえパイロットトーンをオフにしなきゃならないときもある。報道でもよくあるのだが会場のワイヤレスの音をそのまま貰うときだ。
その会場の使用マイクが別メーカーだった場合、受信機のトーンをオフにして同じ周波数ならメーカー問わず受け付けます状態にせねばチャンネルを合わせただけでは受信機のアンテナレベルがバリサンでも音はこない。
これをオフにすることで送信機はSONYで受信機はRAMSAでもOKなわけだ。

そんなこんなでゼンハイザーのワイヤレスマイク送信機と受信機両方のパイロットトーンをactiveにしてやれば大丈夫ですよという話があった。大抵両方ともInactiveらしく早速自機を確認してみると見事にInactiveになっていた。触った覚えはないのだがデフォルトでオフになってるのかな?という疑いもありそれ以来音が途切れることはないのだがイマイチ安心できない(笑)youtubeなんかで見るとゼンハイザーの電波の飛びが素晴らしい動画もあるのだが海外とは周波数が違うから参考にはならない。

さて音についてはこれくらいにして取り扱いについて言わせていただくと。。
ん~使いにくい(笑)専用の保護ケースもないので落下したら即壊れそう。
送信機は演者に貸すわけだから落とされる事もある。ケース無し。。不安だ。
で、両サイドのボタンを押してフタを開けて電池を交換するわけだが
演者が腰に付ける際にそのボタンに触れるためフタが開いて電池が露出する。。
ベルトフックが堅すぎてなかなかベルトにひかからない。グリグリやっているうちにまた電池のフタが開く。おいおい
ベルトに付ける際、絶対ここをにぎるわけですよ
↑ ベルトに付ける際、絶対にここら辺を握るわけですよ

するとパカッとフタが開いてしまいます
するとパカッとフタが開いて電池丸見え。。

チャンネルが周波数でしか表示できない 「 809.750MHz 」
B46とは表示されないのである。
周波数しか出ない

現場で他の音声さんに今何チャンネル使ってます?って聞かれたら周波数とチャンネルを覚えていないと辛いですね。PAさんは周波数で言ってくることがありますが如何せん周波数表示しかできないのは う~む と言ったところ。これで買うの止める人多いみたい。

さらに決定的に不便なことがあります。
SHUREのインタビューマイクが使えない。ハンドマイクが使えないんですいくら変換ケーブルを使ったところで認識いたしません。SONYのUWP付属のケーブルが使えると思っている人もいるようですがSONYもBMPという特殊なモノで全く別物です。コネクタは一見すると同じですが流用はできません。
(改造して使用している人もいますがノーマルでは使用できません)

コネクタ


サウンドハウス様にも問い合わせましたがハンドマイクは使えませんと断言。
送信機内蔵のハンドマイクを使うかこんな変なモノを付けるしかないようです
でも日本の周波数には対応していないようです。残念。。。
変なの

スタンダードなSM63をワイヤレスハンドマイクとして使えない。。ん~ダメですね。

でもこの価格帯では音質は一番良いです。付属のラベリアマイクも9000円で売られている。
SONYのUWPの付属マイクは3000円台だからそれ考えるとうなずける。
写真は左(ゼンハイザー)中央(ソニーUWP仕様)右(ラムサWM-LA004)
UWPが一番デカくて風防を付けると一番目立つ。。

それぞれのマイク

ちなみに写真右の一番小型のラムサはマイク部分だけで40000円ちょいする。
音質に差があっても文句言ってはならない(笑)

そんなこんなでSennheiserのワイヤレスマイク、、、、
音は好きだけど2台目を買うことはないだろうな。

次回はSONYのお手軽ワイヤレスマイク UWPのレビューです。

何か久々に音声さんらしい記事を書いた気がする。。。
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