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劇場で行われた演劇の音声収録にて その1

劇場ホールで演じられた一部始終をDVD・放送用に整音するというお仕事
各音のバランスをちゃんと整えて欲しいとのことで
TVの報道のように数秒OAで使うための音をPAさんからモノラル1本貰えばいいというレベルではない。
劇場に足を運びPAさんと打ち合わせをする
PAさんは劇場のお客さんに聴かせる音のことを考えます(当たり前です)
なのでTVやDVDにするからといっても特別なことはしてくれません。

PAさんから音をもらってもMIX素材的にレベルが整っているわけがありません。
BGMを微弱に流している状態でいきなり落雷の音で観客をびっくりさせたりと現場の演出重視です。あとミサキー卓のレベルがあまり振れていないのにホールの音は大きかったりする。それはアンプ側で上げているからで、その音をそのままもらってもこちらでゲインを上げなければならない時もある。
とにかくクライアントはBGMとSEとセリフを後で個別に整音できるようにしてくれとの依頼。言うまでもなくPAさんから各トラックセパレートで音を頂くしかない。
今回はその時のお話だ。色々な目にあったからとても勉強になった。

本番一週間前、リハーサルにPAさんと顔合わせをする
舞台の何処にマイクが仕込んであるのかを聞く
今回はワイヤレスは2波と指向性のあるマイク4本と舞台の床にバウンダリーマイク2本、場面展開用に叩く太鼓に1本。それらの音を会場スピーカーから出すということ。
実際に舞台を見ると円形になっており、360度観客席が舞台を囲んでいるというもの。
円形は円形だがまんまるではなく、さらに前方にある観客席はオマケ程度の数。
前後がはっきりしている舞台なら全マイクを前方に向ければ大抵のことはクリアできるのですが。。
リハーサルを見る限りところどころマイクの死角になる場所での台詞があることに気付く。ん~。どうしよう。指向性のあるマイク4本もほぼアンビエンス用途言わんばかりに遠い。少しでも近づけたい。PAさんは演者さんの声は張っているから観客席には聞こえるだろうと問題視していない。しかしこちらは収録だ。演者さんの動き等を2回のリハーサルを見て2本の416を舞台真上から吊るしたいと要望。本当は816が欲しかった。
PAさんは吊るしても問題ないというが、今度は照明さんと舞台さんとの相談になる。
舞台系の技術さんはなかなか体育会系で厳しい。しかしこちらも負けてはいけない。一切妥協しない姿勢と雰囲気を落ち着いて体全体で放たなければならない(笑)
慣れないアウェイな現場だとこんなもんです
とにかくマイクを吊るすと明らかにケーブルが照明に反射して目立つという。たしかに。。
そんなやり取りを繰り返しベストな位置を探りどうにかキャットウォークから吊るしてもらった。

02_20151007012741318.jpg

照明具合からすると確かに目立つがこれは本番用の明かりではない。しかしこの後目立つ端子部にパーマセルを巻き、さらに上にしなければならなくなる(笑)これで会場が暗くなったら目立たないはず?(写真はまだ1本しか吊るしていない状況)
せっかく2本も416を上から吊るしたわけでPAさんも音を貰いたいという。
もちろんもちろん!とPA卓に繋いてもらいそこからパラっていただく。
卓はYAMAHAのCL5
03_201510070146399ec.jpg


絶対にこいつにマイクを繋いだほうが高音質に決まっている。さらに
プラグインボードのDanteからRo8-D経由で各音をそのまま頂く。


04.jpg

05.jpg


必要なマイクとトラックを選びPAさんから8トラックもらうことに
もらった音はFocusriteのScarlett18i20にぶち込みUSB経由でCubaseで録音する。
どのケーブルがどの音かをわかりやすくするために色ケーブルを使用した。
黒茶赤橙黄緑紫青緑っていう定番の順にした。
おらら
06.jpg

おらららららら

07.jpg

今回はドングルをメイン機から取り外すのが面倒なためCubaseAIを仕様。AIと言えど同時録音16トラックまで対応している。

08.jpg

しかし!Scarlett18i20のライン入力はバランスフォン入力にしか対応していないのでバランスフォン-バランスXLRの変換を8本分用意。フィールドミキサーのように切り替えは付いていないのである。
09.jpg

入力端子はコンボジャック Scarlett18i20
10.jpg


当日は撮影隊が6台カメラで来るというので6台ガイドでパラレル用にMX882を用意した。どのみち整音した音は後から納品して編集後の映像に当てるからあくまでガイド用だ。抑えでCubase経由の音を2MIXしたものをTASCAM DR40にぶち込む。MX882はこういった場面で非常に使えるのである。XLRの入出力が豊富なので複数台のカメラで収録する時に重宝するのである。

11.jpg

しかしある問題が!! 続く
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現役音声さんは毎日マイクにノイズが入ってストレスな毎日を送っています。もう音声さんを卒業しようと思っています。そしたらこのブログの題名を『退役音声さんの真実』に変える予定です。現在退役音声さんでございます。ブログ名はこのままでいきます。。

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